東都秋季リーグ、入れ替え戦実施せず 福原理事長「断腸の思い」

[ 2020年8月26日 05:30 ]

 東都大学野球連盟は25日、都内で臨時理事会と臨時評議員会を開催。今秋1、2部リーグ戦を9月15日に神宮で開幕し、2戦総当たり勝率制で行うことを承認した。3、4部は10月に開催する方針。入れ替え戦を行わないことも決めた。史上初で、福原紀彦理事長は「断腸の思いだが、学生に神宮球場でプレーしてもらいたい。変則だがリーグ戦を実施する」と話した。

 「戦国」東都の代名詞とも言える入れ替え戦を取りやめたのは、リーグ戦途中で新型コロナウイルス感染を理由に出場辞退校が出た場合、その学校が不利益を被らないようにするための特例措置だ。降格はなく、2~4部の首位校は次シーズンに自動昇格する。来春は特例で2校昇格とすることも検討し、1部が7校以上で争えばこちらも史上初となる。

 今秋リーグ戦日程は9月1日に発表する。タイブレーク制の採用可否などを含めた試合運営方式や観客の有無については9月8日の理事会で決定する。

続きを表示

2020年8月26日のニュース