中日投壊で4位転落 与田監督、福谷に「甘いボールが多い。善しあしがはっきり出た」

[ 2020年8月26日 21:48 ]

セ・リーグ   中日3―11阪神 ( 2020年8月26日    甲子園 )

<神・中>7回、選手交代を告げる与田監督(右)(撮影・後藤 大輝)
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 中日は投手陣が11被安打11失点と崩れ大敗で4位に転落。

 先発・福谷はプロ初の3被弾で6回6失点KO。5回までは2安打1失点と阪神打線を封じていたが、6回に2発を浴びて一気に5点を失った。与田監督は「打たれているボールは甘い球が多い。高めに浮いたところをうまく捉えられた」と課題を指摘。「今日に関しては善しあしがはっきり出た」と次戦の巻き返しを期待した。

 2番手・岡田も守備の乱れから4失点すると、3番手・浜田達も先頭・坂本へのストレートの四球をきっかけに木浪に右前適時打を許すなど、登板3投手全員が失点した。

 天敵となりつつあるのが、相手助っ人ボーアだ。今日の2発を含め、今季10試合で5被弾。対戦成績は35打数7安打9三振、打率・200ながら、ここぞで手痛い一発を食らっており、与田監督も「もちろんすべて狙ったところに投げられるわけではないんですけど、やっぱり配球ももっとしっかり極端にやっていく必要はある」と警戒心を強めた。

 打線も6回無死二、三塁の好機でビシエドの右犠飛による1点にとどまり、指揮官は「負ける時というのは、あの1本がとか、打たれたあの1本がとか、あの1点がという、そういうゲームに必ずなる。今日できなかったことは、明日できるようにしていかないといけない」と話した。

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