巨人が乱打戦から一転圧勝、2カードぶり勝ち越し!ヤクルトは449日ぶり首位から45日で最下位転落

[ 2020年8月26日 22:07 ]

セ・リーグ   巨人12―5ヤクルト ( 2020年8月26日    神宮 )

<ヤ・巨12>6回2死一、二塁、ウィーラーが勝ち越し適時打を拍手する原監督(中央)=撮影・木村 揚輔
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 首位・巨人がヤクルトとの激しい点の取り合いを最後は12―5の圧勝で制して2連勝。2カードぶりの勝ち越しを決めて貯金12とした。ヤクルトは2連敗で借金5。449日ぶりの単独首位浮上から45日で最下位に転落した。

 巨人は初回にウィーラーが左中間スタンドへ7号2ランを放って先制したが、来日初登板初先発だったディプランがその裏、2本塁打を浴びて初回3失点KO。2―3で迎えた2回には坂本が3試合連続打点となる左中間を抜く2点適時二塁打を放ってすぐさま逆転したが、5回に3番手・桜井が2ランを被弾して再び逆転を許した。だが、4―5で迎えた6回、前の回の守備から入っていた重信の左前適時打でまず同点。さらにウィーラーの左前適時打で勝ち越すと、岡本も右前適時打で続いて7―5と2点をリード。9回には代打・亀井、重信、坂本、ウィーラーと4本の適時打で一挙5点を加えると、高梨、中川、大竹、鍵谷と無失点リレーでつないで逃げ切った。

 ヤクルトは0―2で迎えた初回、山田哲が令和2000号のメモリアル弾となる5号ソロをバックスクリーンへ叩き込んで1点差に迫ると、主砲・村上が左越え11号2ランで続いて逆転。だが、先発左腕・高橋が4回4失点で逆転を許して降板すると、3―4で迎えた5回には坂口が右越え6号2ランを放って再び逆転に成功したが、直後の6回に長谷川、風張のリリーフ陣が打ち込まれて3失点。5―7で迎えた9回には6番手・大下が7安打集中で5点を失い、力尽きた。

 なお、ヤクルトは7月12日に449日ぶりの単独首位に浮上したが、2日後の同14日に陥落。徐々に順位を下げ、首位浮上から45日で最下位まで転落している。

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