静岡・浜松工の141キロ右腕・杉田 1回投げ切れず最後の夏終える「力んでしまった」

[ 2020年7月12日 19:00 ]

2020夏季静岡県高校野球大会1回戦   浜松工5―8磐田東 ( 2020年7月12日    浜松 )

<磐田東・浜松工>初回失点を重ね浜松工・清水捕手(右)と話す杉田
Photo By スポニチ

 浜松工の最速141キロ右腕・杉田蒼希(3年)は最後の夏で1イニングを投げ切ることすらできなかった。「調子は良かった」と振り返る試合前のブルペンから一変、直球が高めに浮き、甘く入った変化球を痛打され2/3を3失点でマウンドを譲った。最速は133キロにとどまり「(磐田東でプロ注目の)二俣選手を少し意識して力んでしまった。試合を壊してしまい申し訳ない」とうなだれた。

 最速141キロの速球に磨きを掛けるべく、活動自粛期間中は投球フォームを見直すなど順調な調整を続けてきた。一方で今月2日浜松商との高校野球定期戦では2回1/3で3失点KOされるなど不振を極めていた。修正を期したこの日も不完全燃焼に終わり、降板後はベンチから声援をおくり続けたが思いは届かなかった。

 来春定年を迎えるため夏は今大会が最後となる杉山監督の花道も飾れず。1年秋から下宿先としていた師匠へ結果で応えることはできなかった。「自分の弱さがでてしまった。もっと気持ちの強い投手になりたい」。大学経由の4年後にプロ入りし恩返しを果たしてみせる。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年7月12日のニュース