北別府さん 骨髄移植から1カ月…妻と会話できるまで回復「開幕どうだった?カープは勝ったかいな?」

[ 2020年6月18日 14:43 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月に公表した成人T細胞白血病治療のため5月19日に骨髄移植を受けた北別府学さん(62)のブログが6月18日に妻・広美さんによって一週間ぶりに更新され、プロ野球開幕を前に体調が良くなり、古巣・カープのことを気にしていることなどが明かされた。

 「一昨日あたりから生着反応が出てきて首の周りが真っ赤っかにただれたようになっています。生着反応の証らしいです」と回復傾向が見られることから書き出した広美さん。「そして急に具合が良くなりお喋りも出来るくらいになってきました。開幕どうだった?カープは勝ったかいな?と私が部屋に入るなり聞かれましたがもちろん私は???明後日開幕だよと答えましたが、日にちの感覚がなく苦しみの中でも開幕が気になって仕方なかったようです」と続け、「昨日からテレビもやっと見ることができました。携帯も少しだけ触れました」と着実に回復していることを明かした。

 そして、「白血球の数も上がらず、容態も悪く一時は再移植も頭をよぎるほどでしたが、無形の癌に立ち向かってくださるお医者様がたには感動以外ありません」と感謝した広美さん。「次のこちらの更新は主人ができるかなと思います」と、移植3日前だった5月16日に一般病棟から無菌室に引っ越したことをつづって以来となる北別府さん本人のブログ更新を予告した。

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2020年6月18日のニュース