ヤクルト・石川 記録尽くめ開幕戦に意欲「12人しか上がれないマウンドは特別」

[ 2020年6月18日 05:30 ]

<ヤクルト練習>Vサインを見せる石川(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 ヤクルトの石川が40代の開幕投手ではセ・リーグ初、両リーグでは1990年のロッテ・村田兆治以来30年ぶりの白星を狙う。神宮球場で汗を流したプロ19年目の40歳左腕は中日との開幕戦に向けて「12人しか上がれないマウンドは特別なもの。やってきたことが間違ってなかったと証明する舞台。いい緊張感のもとで投げきりたい」と力強く話した。

 3年ぶり9度目の大役。勝てば広島・北別府学に並ぶセ・リーグ最多タイの開幕6勝目となる。梅雨時で天気が心配されるが「雨も含めてホームの神宮。ヤクルトの選手はいろいろと対策を持っているので問題ない」と頼もしい。記録ずくめの1勝を挙げ、高津新監督に初白星を贈る。

 新型コロナウイルスの影響で異例ずくめのシーズン。現役最多の通算171勝を誇るベテラン左腕は「野球をやらせていただく感謝の気持ちを持って、ファンの皆さんに思いを届けられるように」と話し、チームの先陣を切る。 (黒野 有仁)

続きを表示

2020年6月18日のニュース