日本ハム 医療従事者支援で約36万円を寄付 医療防護服182枚に

[ 2020年6月18日 11:34 ]

北海道日本ハムファイターズが受注販売した、医療従事者への支援・サポートを目的としたチャリティTシャツ(日本ハム球団提供)
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 日本ハムは18日、医療従事者への支援・サポートを目的に販売した「#THANKSMEDICALWORKERSTシャツ」の売上による寄付先の第2弾として、ONE PROJECT(代表発起人=軍地彩弓氏)が行っているプロジェクト「ファッションの力で、今できること。医療機関に“国産”の防護服を」に36万4000円を贈ることになったと発表した。

 「白衣」「ユニホーム」をコンセプトとした「#THANKSMEDICALWORKERSTシャツ」の売上金の一部を活用し、選手、監督、コーチの総勢91人、およびチャリティ企画に賛同したファンも同数上乗せし、ONE PROJECTを通じ合計で182枚の医療防護服を寄贈する。これで、第1弾の50万円に加えて、医療現場への支援を目的とした寄付額は86万4000円となった。

 「ONE PROJECT」は、ファッション・クリエイティブ・ディレクターで編集者の軍地彩弓氏を代表発起人に、日本のファッションに携わる会社、デザイナー、クリエイター、編集者、スタイリスト、ヘアメイク、モデル、インフルエンサーとともに発足したプロジェクト。今回はそこに、賛同人の一人でもある河野秀和氏が代表を務める、衣服生産プラットフォーム運営の「シタテル株式会社」も参画し、国産アイソレーションガウンを届ける。

 ◆中島卓也選手会長コメント 「いよいよ明日、公式戦が開幕し、僕たちも再びユニホームを着てプレーできることになりましたが、それも医療現場の皆さんが新型コロナウイルスの感染拡大抑止に尽力してくれているおかげです。その感謝と敬意を込めて、僕たち91名と、同数のファンの皆様の数、合わせて182枚の医療防護服を届けることにしました。数は多くないですが、チームとファンの想いが1枚1枚の防護服に紡がれて、医療従事者の皆さんに届いてくれることを願っています」

 ◆ONE PROJECT代表発起人・軍地彩弓氏コメント 「ファイターズを愛する皆様へ。この度は私どものプロジェクトへのご支援、誠にありがとうございます。まだまだ予断を許さない医療の現場へ良質な防護服を送るために、私たちが選んだのは「国産」という選択でした。コロナ禍でファッションの生産現場も苦しい状況が続いています。医療とファッション。二つの現場を応援したい。この問いかけにモデルの冨永愛さん、デザイナーの丸山敬太さんなどたくさんの共同賛同者が集まりました。医療、ファッション、そして野球。そ こにいる方々の愛と熱い思いが一つに繋がりました。皆様の思いを防護服に仕立てて、最前線の病院にお届けいたします。今シーズンのご活躍を応援しております!」

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