例年とは違うさまざまな条件待ち受ける今季 注目したい各球団の戦略

[ 2020年6月4日 09:00 ]

広島のドラフト1位・森下
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 シーズンを前に例年、スポニチ評論家陣による順位予想を紙面に掲載しているが、今年はまだ紙面に載っていない。3月20日の開幕が延期され、6月19日に向けて準備中、といったところだが、今年の予想は難解になるだろう。

 セ・リーグはDeNAの下馬評が高そう。連覇を目指す巨人も地力があるし、広島はドラフト1位・森下の活躍がチーム順位に直結しそうだ。この3球団がAクラスか。パはリーグ3連覇を目指す西武に、こちらは4年連続日本一を狙うソフトバンクが軸。そこに楽天、ロッテなどが食らいつく…。そんな予想を読者に届けられる日が来るのを待っている。

 新型コロナウイルスの感染が拡大した異例のシーズン。戦い方も大きく変わってくる。現在、7月中旬までの日程が発表されているが、パ・リーグは開幕カード以外は全て同一カード6連戦。つまり、火曜日から日曜日まで6試合連続で同じ相手と試合をすることになるのだ。

 17年まで中日監督を務め、現役時代は西武で先発でも救援でも活躍したスポニチ評論家の森繁和さんは「リリーフ投手は毎日、同じ相手に投げないといけない。これは大変」と言う。6連戦。CSでいえばファイナルSと同じだ。手の内を知り合った相手とほぼ1週間、対戦を続ける。先発投手は1度の登板の可能性が高いが、リリーフ投手はそうはいかない。この6連戦をどう戦うか。3連戦×2と位置づけるなど、各球団の戦略にも注目したい。

 また、西武とヤクルトは移動の感染リスクを減らすため、開幕から実に15試合を本拠地の球場で戦う。自宅から通えるなど一見、有利なように映るが、日程はホーム&アウエー。まだ発表されていない7月中旬以降の日程では、逆に遠征続きとなることが予想される。これら例年とは違うさまざまな条件が選手とチームを待ち受けている。

 順位予想、そして実際の順位はどうなるのか。開幕は6月19日。スポニチでもそれまでに評論家陣の予想を掲載する。(記者コラム・鈴木 勝巳)

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