楽天・則本昂 開幕へ再スタート 41日ぶり球場練習「楽しかった」

[ 2020年5月10日 05:30 ]

球場練習に参加し、笑顔でキャッチボールをする楽天・則本昂(球団提供)
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 楽天の則本昂が動きだした。8日に活動休止が解除され、当初の開幕投手で現在も最有力候補のエースは、9日から球場を使った自主練習をスタート。現時点で最短となる6月19日の開幕をターゲットにした本格的な調整を進めていく。

 「3密」を避けるためにグループに分けられ、8日が「休日班」だった則本昂にとって41日ぶりとなる球場での練習。外野でのランニングや80メートルの遠投などで汗を流し「久しぶりに球場で練習ができて楽しかった」と笑った。一歩目を踏み出せたことで、開幕までの調整の青写真がより明確になったようだ。

 「6月頭には実戦や試合形式で投げられるようになっていたい。この2、3週間で一通りブルペンで投げておきたい」。今後は傾斜を使ったキャッチボールを皮切りに、段階を踏みながら投球練習へとシフトする。「野球ができることが普通じゃないと気づけたのは良かった」。感謝の気持ちを胸に、ギアを上げていく。(重光 晋太郎)

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2020年5月10日のニュース