ソフトB・モイネロ ブルペン回避、自炊と昼寝でたっぷり“充電”「状態はいいよ」

[ 2020年5月10日 05:30 ]

オンラインで取材を受けるモイネロ(球団提供)
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 ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(24)が9日、ペイペイドームでの自主練習後にオンラインで報道陣に対応。母国キューバから3月19日に単身で再来日後、2カ月近くブルペンを回避して左肩を温存し、自炊と昼寝で力を蓄えていることを明かした。今はたっぷり充電し開幕日程が決まれば、パワーを解き放つ。

 モイネロは、開幕日が決まることを待っている。自主練習から1カ月が経過したこの日はキャッチボールはせず、球場内で体幹メニューなどで終えた。再来日してからここまでブルペン入りを、あえて控えているという。

 「自主練習で状態はいいよ。まだシーズンがいつ始まるか分からないのでブルペン入りはしていない。休ませている。キャッチボールのときに思い切りやっている。体もマッサージができずに硬いが、悪いことはない」

 左肩は可能な限り温存させ、パワーを蓄積中。開幕日が決まればギアを上げる構えだ。慌てず急がず、コロナ禍の沈静化を待つのは理由がある。ここまで母国キューバ代表活動による強行スケジュールに加え、新型コロナ感染拡大の影響などで、振り回されてきたからだ。

 昨季日本シリーズ終了後の11月。デスパイネ、グラシアルとともにキューバ代表として「プレミア12」に出場するため韓国へ。1次リーグで敗退し帰国。2月7日に来日し宮崎キャンプに単身合流した。3月9日に五輪米大陸予選参加のために再び帰国したが、予選も東京五輪も延期となり“空振り”。予定を変更して同19日に単身で再来日し調整を続けた。しかし、日本のプロ野球開幕も延期に次ぐ延期。もう慌てることはしないと決めた。

 おうち時間は、みっちりと静養に充てている。「キューバ料理を作って、いっぱい食べて昼寝を2時間半くらいしている」と笑う。体重も2キロ増えた。

 「早く試合に出たい気持ちはある」。昨季は86奪三振、34ホールドと頼もしい活躍で、3年連続日本一に貢献した。チームでは甲斐野の65試合に次ぐ60試合に登板した左肩を、しっかり休ませる時間はできた。フル充電完了後のモイネロはきっちり仕事をする。

 ○…モイネロは、母国滞在中のデスパイネ、グラシアルと携帯アプリやSNSで連絡を取り合っている。デスパイネからは「キューバも状況は良くない。気を付けて。外に出るな、手を洗え、マスクを付けて」と指令があったという。グラシアルとは家族の話が中心。「心配をしてくれていて“日本に戻りたい”とも言っている」。キューバの空港はコロナ禍で閉鎖中という。そのため、来日予定も立っていない。モイネロは「外にも買い物にも行っていない。独りで寂しい。2人ともウチに来てほしい。キューバ料理を作って、一緒にビールを飲みたい」と先輩2人と日本で再会する日を待っている。

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