西武 スカウトから新人選手への手紙を公開 ドラ2浜屋へ「きみならできる」

[ 2020年5月10日 11:49 ]

2月の南郷キャンプで笑顔を見せる西武・竹下スカウト(球団提供)
Photo By 提供写真

 西武は10日、「プロ野球選手1年生のきみへ」と題し、今季入団した新人9選手へ向けた各担当スカウトの激励の手紙を公開すると発表した。

 現在各選手は球団施設で週4日の自主練習を続けている。自宅待機が続く担当スカウトは「息子」のような存在の選手と直接コミュニケーションが取れない日々。その状況下のスカウト陣が、今伝えたい想いをつづることになった。

 10日の第1回は、竹下潤育成アマチュア担当から、即戦力左腕として期待されるドラフト2位・浜屋将太(21=三菱日立パワーシステムズ)宛の手紙。

 「将太へ。元気ですか?スポニチ大会で初めて見た将太は、左投手としてプロで成功できる選手だと感じ、北九州まで追いかけたのを覚えています。先発、中継ぎ、抑えと、どこで任されても結果を出してチームを都市対抗、日本選手権へと導いたね。社会人時代は、チーム内で雑用をやったり、会社員として仕事をしていた時間を、今はすべて野球に使えるんだ。朝から晩まで野球に打ち込める環境への切り替えは難しいかもしれないけど、ここでいかに野球ができるか。そういうことも含めてプロ野球選手だからな!きみならできると思っているぞ。何かあったら地元の大先輩である赤田コーチ、榎田投手を頼りなさい」

 浜屋はオープン戦は3試合6回2失点8奪三振。勝敗なしで防御率3・00。登板試合はすべて勝利しており、好投が評価されている。中継ぎでの開幕が濃厚だが、チームの先発左腕不足の現状もあり、首脳陣は将来的な先発起用も視野に入れいてる。

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2020年5月10日のニュース