西武・森×源田 赤裸々「LINE電話対談」…結婚、キス写真、愛車ベンツの値段までぶっちゃけ

[ 2020年5月10日 06:30 ]

LINE対談で突然変顔を披露する、源田(上)、と森(撮影・源田壮亮)
Photo By 提供写真

 パ・リーグ3連覇を目指す西武の新キャプテン・源田壮亮内野手(27)と新選手会長・森友哉捕手(24)の「LINE電話対談」が実現した。獅子の新世代コンビが「おうち時間」を利用し、ぶっちゃけトークを展開。コロナ禍の中、開幕を待ちわびる野球ファンに“オフ”の姿をユーモアたっぷりにお伝えします。(取材・構成 花里 雄太)

 源田:おお~友哉!

 森:あ、源さん。動画は新鮮やね

 源田:家では何をしてるの?

 森:ベランダで体を動かしたり、元々好きな映画を見ている時間が長いですね

 源田:最近見た映画でお薦めは?

 森:「七番房の奇跡」という韓国の映画。ネタバレになるから内容は言わんけど

 源田:それ、見たよ!あれは泣ける。友哉、カレーとかキムチとかいろいろ作ってたよね。インスタで見たよ

 森:時間があるので、たまに料理してますよ。簡単なものだけど。シーズン中は絶対無理。源さん、奥さん(元乃木坂46・衛藤美彩)がいて、うらやましいわ

 源田:奥さんの料理は本当においしいよ。精神的にも凄く安定できるし結婚してよかった。友哉、結婚の予定はないの?

 森:願望はあるけど、予定は全然ないですねー。男も女子力がないとあかんのかな。源さんは火山灰パックとかやってて、女子力が高過ぎるから(笑い)

 源田:女子力って…。肌がきれいと言われるのはうれしいけど。そういえば、(2年前に)友哉にキスされた写真がネットに出回ってるよね…

 森:あれは参った!いろいろ誤解されるから、早く結婚せなあかんわ

 源田:誤解ついでにライオンズだったら、誰を選ぶ?仲のいい山川さん?岡田さん?それとも(佐藤)龍世とか…

 森:山川さんとは本当に仲良くて気を使わんし、何でも話を聞いてくれるからいいかも。岡田さんもおらんと寂しいし。龍世はないわ。ファンの人も知ってると思うけど、おもちゃやから(笑い)

 源田:入団が決まってから友哉に会うまで、年下だけど怖いのかなーってビビってたな。今では可愛い後輩だけどね

 森:うそや!全然怖くないやん

 源田:いやいや、自分が小学生だったら、すれ違っただけで泣くよ

 森:源さんの第一印象は肌、白っ!体、細っ!足、速っ!守備、うまっ!って感じ。まだ4年目?もっと長いと思ってた…

 源田:西武のキャプテンは栗山さん、浅村さん(現楽天)、秋山さん(現レッズ)と凄い成績の人たちばかり。プレッシャーは感じるな

 森:源さんはキャプテンになっても全然大丈夫やと思う。いろいろなことが見えているし、誰からも好かれるしね

 源田:いやいや、森会長も大丈夫でしょ!最近はメディアの前で“しっかり話さないと”って頑張っているのが見ていて分かる。でも、友哉らしさはなくさないでほしいかな

 森:実は最初、栗山さんに“友哉やってみな”と言われて、え?俺が?何で?って思ったけど、今は指名されて光栄に感じる。源さんはいつキャプテン言われたん?

 源田:(昨年11月の)NPBアワードの時に辻監督から“源、キャプテン頼むな”って。(12月の)結婚式のあいさつで監督から改めて言われて奥さん、家族、恩師、友人、チームメートの前だったから、身が引き締まったよ

 森:えっ…結婚式?呼ばれてない…

 源田:いやいや、お兄さんの結婚式とかぶってたじゃん!

 森:あっ、源さんに(一昨年の)オールスターのMVPの賞金で、ごちそうしてもらってないような…

 源田:あれ、そうだっけ。外食できるようになったら行こうよ!友哉、年俸かなり上がったじゃん。ここだけの話、新しい車はいくらぐらい?

 森:ここだけの話って日本中にバレてまうやん(笑い)。2500万ぐらいのベンツですけど…。源さんは何か買った?

 源田:夢があるねー。僕は特に大きい買い物はしていないかな

 源田:今年の目標は?去年はキャッチャーで首位打者。今年は打点王とかどう?

 森:いやいや、去年は打てたけど、キャッチャーとしては全然。今年は源さんみたいに、守備で頼られたい。ゴールデングラブは獲ってみたいっすね。源さんはノーエラーで!

 源田:いや、さすがに無理があるでしょ。今年はとにかくリーグ3連覇して日本シリーズに行く!そのためにも2人でチームをまとめていこう!友哉の乾杯の音頭を見たいしね

 森:いやいや、勘弁してー。ホンマしゃべるの無理。(ムードメーカーの)岡田さんか熊代さんに任せるわ。龍世にムチャぶりするのもありやな(笑い)

 ≪「母の日」に感謝を込めて≫10日は「母の日」ということもあり、両選手も感謝の気持ちを示した。源田の母・靖子さんは新人だった17年、息子を気遣うLINEを欠かさず、新人王を“アシスト”。最近はLINEの量も減ったというが、源田は「母さんはいつも(地元の)大分から見守ってくれている。本当に感謝しています」と口にした。一方、年俸2億円に大幅アップした森は「母の日だからとかではなく、ちょくちょくプレゼントしていますよ。例えばカルティエの指輪とか」とニヤリ。地元・大阪での試合をよく観戦に訪れるという母・由美さんへの太っ腹な一面を明かした。

 【取材後記】上半身裸にネックレス姿で「お疲れっすー。メシ食ってましたー」と画面越しに現れたヤンチャな森。自宅での“オフショット”に思わず噴き出してしまったが、「お願いだから服は着てね」と頼み、LINEでの電話対談がスタートした。
 記者は2人の会話に質問や合いの手を挟む形だ。さすがに飲酒しながらの「オンライン飲み会」ではなかったが「ここは居酒屋なのか?」と錯覚するほど、サービス精神旺盛な2人のやりとりに笑いが止まらなかった。当初予定されていた開幕から、約1カ月半が経過。2人の“オフ”に触れ、より一層グラウンドで見せる“オン”の姿が待ち遠しくなった。我々メディアも野球ファン、選手と同じ気持ちなんだと再認識した時間だった。(遊軍・花里 雄太)

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