今季のパ・リーグ公式戦 地方開催全廃も…12試合を本拠地に変更検討

[ 2020年4月9日 05:30 ]

 パ・リーグは8日、地方開催12試合の球場変更を発表した。未定も含めて本拠地への変更が検討され、開幕日が確定していないため、開催が決定しているわけではない。パは6月以降も7試合の地方開催が残り、セ・リーグは未発表のままだが、感染拡大の行方次第では地方開催が全廃される可能性がある。

 公式戦開催には入場者の検温や、3密を避けるための大幅な入場制限が必要。対策を地方球場で十分行うことは難しい。「準備を地方へ広げるのは結構大変だろうとは話していた」と日本野球機構の井原敦事務局長。関係者は「セ・リーグもその流れはある」と指摘する。主催球団の判断で決まり次第今後も発表されるが、年に数回の機会を楽しみに待つ各地元ファンには我慢を強いることになる。

◇パ・リーグ12試合の開催地変更◇

月日 カード 変更後(変更前)

5.19 楽―日 楽天生命パーク(秋田県立)
〃 西―ロ メットライフD (大宮公園)
6.19 西―日 メットライフD (上毛新聞敷島)
6.23 楽―オ 楽天生命パーク(弘前市運動公園)
〃 日―ロ 未定(釧路市民)
6.24 日―ロ 未定(帯広の森)
6.27 日―楽 未定(静 岡)
6.28 日―楽 未定(静 岡)
7.4 日―ソ 未定(沖縄セルラースタジアム)
7.5 日―ソ 未定(沖縄セルラースタジアム)
7.14 日―オ 未定(旭川スタルヒン)
7.15 日―オ 未定 (旭川スタルヒン)

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2020年4月9日のニュース