阪神・秋山 開幕ローテへ5回無失点 オリ・ジョーンズ併殺斬り

[ 2020年3月14日 05:30 ]

オープン戦   阪神6―5オリックス ( 2020年3月13日    京セラD )

<神・オ>5回3安打無失点の好投を見せた秋山(撮影・北條 貴史)
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 “大物斬り”でアピールした。13日のオリックス戦に先発した阪神・秋山は尻上がりに調整を上げ今季最長となる5回を3安打無失点。メジャー通算282本塁打を誇るジョーンズを無安打に封じ込めるなど存在感を示した。

 「4回まではだんだん良くなってきてた。だんだん意図した球が投げれた感じで終われたので、次に向かっていけるかなと」

 初回が分岐点だった。制球が不安定で1死から中川の左中間への二塁打と吉田正への四球で一、三塁。ここでジョーンズを迎えた。「すごい選手なんでどうなのかなと思ったけど」。醸し出すオーラに気圧されそうになりながらも、負けなかった。5球目に投じた低めの直球で三ゴロ併殺。「良いゲッツーの取り方もできた」とジャイアントキリングで窮地を乗り切った。

 2回以降は浮き気味のボールを必死に抑え込むように修正。アクセントとなったのは100キロ台のカーブで3回は勝負球として2個のアウトを奪った。「(カーブは)今日は多かったし、いつもならフォーク、カットとのところをカーブでうまく打ち取れた凡打もあった。使える日はどんどん使っていけたら他の球種もうまく使える」。苦しい中でもまとめる安定感を見せた。

 先発5、6番手争いを繰り広げ、藤浪らが結果を残した中で負けじと好投し、ローテ争いで確かな前進。それでも矢野監督は「アキらしさというのはあった。でも、もう1個。決めるところで決めるような、さらなる安定感というのはほしいかな」ともう一つ上のハードルを設定した。

 「後は球の質が上がってくれば。まだまだ(自分の)らしさは出てないと思うので、そういうところが出せるように」。伸びしろはまだある。“完全体”となって激しい競争を抜け出す。(遠藤 礼)

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