中日にトレード移籍の杉浦、開幕から苦境続くチームの悪循環を断ち切る存在に

[ 2026年4月18日 08:00 ]

日本ハムから中日にトレード移籍した杉浦(右)と井上監督
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 開幕から苦境が続く井上竜の悪循環を断ち切る存在となれるか。日本ハムから金銭トレードで移籍した杉浦稔大投手(34)。17日のファーム・DeNA戦(ナゴヤ)で移籍後初登板し1回無失点と順調ぶりを示した。

 「本日からドラゴンズの一員として、お世話になります。自分にとっては、大きなチャンスだと思う。しっかりゼロで帰ってくる投球を期待してほしい」

 13日、名古屋市内で入団会見し、あらためて決意表明。背番号は「33」に決まった。

 中日は新外国人アブレウがぎっくり腰で、勝ちパターンだった左腕・橋本が右脇腹痛で離脱。また、守護神・松山も左脇腹痛から復帰したばかりで、まだ状態は万全ではなく、手薄だった救援陣の補強を模索していた。

 一方で、日本ハムは柳川ら若手が台頭。登板機会が減少していた杉浦の放出は苦渋の決断だったが、両球団の思惑が一致した。救援陣に厚みを加える存在として期待がかかる。

 「(日本ハムの)新庄監督からは“向こうが求めているから。チャンスだから。どんどんいったれ”と言ってくださいました。やっぱり、求められているところで。期待に応えて、信頼を勝ち取ることが大事だと思います。必要とされてることが、うれしいので」

 会見に同席した井上監督は、「(杉浦)本人とも話をしました。“投げられる”と。“万全だ”と確認できた。中継ぎ、抑えと経験豊富。マッチすると思った」と強調した。

 杉浦は3月下旬に2軍戦で投げて以降、登板機会がなかった。井上監督は「すぐに(1軍合流)とは言えませんが、まずは2軍の試合で投げて、“いけます”という状態になってもらいたい」と2軍戦での調整登板を挟んで1軍昇格する意向を示していた。17日の阪神戦に敗れ、井上監督は18日にも杉浦の1軍昇格を示唆した。

 ヤクルト、日本ハムに続く3球団目。中継ぎ、抑え役などで通算221試合に登板した経験豊富な右腕が、新天地で躍動するはずだ。(記者コラム・湯澤 涼)

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