楽天新人「コブクロ」躍動 ドラ1小深田プロ1号、ドラ2黒川は適時二塁打

[ 2020年3月14日 05:30 ]

オープン戦   楽天3―2巨人 ( 2020年3月13日    東京D )

<巨・楽>8回無死、小深田は右越えにソロを放つ(撮影・西尾 大助)
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 楽天ルーキーの「コブクロ」コンビが躍動した。1点を追う8回。先頭のドラフト1位・小深田(大阪ガス)が豪快な“プロ1号”を放った。真ん中高めの147キロ直球を強振。打球は無人の右翼スタンド前列の座席に当たり、「ガコン!」と乾いた音が響いた。

 「直球にしっかり合わせて打てた。こすった感じだったけど、ぎりぎり入ってくれた」

 コンディション不良で調整が遅れている茂木に代わる正遊撃手候補として期待の24歳。1メートル68の小兵が、50メートル5秒9の俊足だけが武器ではないことを証明した。東京ドームは社会人時代の思い出の球場。18年都市対抗で優勝に貢献し、小深田は新人賞にあたる「若獅子賞」を受賞した。プロ初戦は無観客で「都市対抗は応援が凄いので、静かでしたね」と苦笑いした。

 同2位・黒川(智弁和歌山)も開幕1軍へアピール。5回の二塁守備から出場し、7回2死一、三塁で迎えた第1打席で右翼線へ適時二塁打を放った。「1打席1スイングで仕留めるのがテーマです」。初球の直球を迷いなく振り抜き、思い切りの良さが光った。

 入団1年目のシーズンの開幕が延期される形となったが「(開幕まで)ゲームを多く経験できるのは大きい。プラスに考えている」と小深田。遠征先で外出禁止が続く中、動画サイトで過去の名選手の打撃を研究するなど時間を有効活用する。

 若手のアピール合戦がオープン戦7連勝を下支え。三木監督は「若い選手の力は非常に大切で必要」と目を細め、開幕までのさらなる成長に期待した。 (重光 晋太郎)

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