プロ野球開幕延期…各球団指揮官、異口同音に「仕方がない」

[ 2020年3月10日 05:30 ]

プロ野球開幕延期

 【各球団監督の話】

 ▼DeNAラミレス監督 リーグ優勝、日(各球団監督の話/)本一を獲得するという目標は変わりません。チームとしては、来るべき開幕に向けて変わらず、準備をしていきます。
 ▼阪神・矢野監督 この判断は仕方がないことだと思う。だからこそ、何かできることがあるのか考えながら、何かそういう姿を見せていけるような時間にできれば。(開幕日が)決まることが待ち遠しい。
 ▼広島・佐々岡監督 こういう状況なので決められたところでやるしかない。うちだけのことではないので、しっかりと準備をしたい。
 ▼中日・与田監督 感染を防ぐためプロ野球界として最善の措置を取っているので我々もそれに対応していく。一日でも早く終息することを願う。
 ▼西武・辻監督 延期は仕方ないことだと思う。楽しみに待っているファンの方々もたくさんいらっしゃると思うので、一日も早く開幕を迎えられることを願っている。
 ▼楽天・三木監督 やれることは全力で協力したい。延期に対しては、選手が少しでも良い形で開幕を迎えられるよう、修正や調整、対応に努めていきたい。
 ▼ロッテ・井口監督 安全面を考慮しての決断なので仕方がないとしか言いようがない。我々は気持ちを切らさず、新たに設定される開幕日に向けて備えていくだけ。

 【各球団首脳の話】
 ▼巨人・今村司球団社長 国難なので、費用などと言っている場合じゃない。みんな野球をしたいし、野球を見たい。そこは一致している。そのためにいかに安全性を保つか。  ▼DeNA三原一晃球団代表 延期への異論は全くない。通常の状態で143試合やることがベース。日程は12日に詳細なものを持って、みんなで話そうということ。  ▼広島・鈴木清明球団本部長 それ(143試合)を行う前提で話している。(延期された)間をどうするかは決まっていない。  ▼中日・加藤宏幸球団代表 やむを得ない。143試合は開催する方向でいくと思う。そのためにオープン戦を無観客にしたので。  ▼ヤクルト・江幡秀則球団専務(延期分の試合消化について)ダブルヘッダーとか、十何連戦とかやってやれないことはないけど、どれが現実的か、これから決めていかないと。  ▼西武・飯田光男球団本部長 辻監督には決定後、すぐに伝えた。やむを得ないことだが残念。いろいろな考えを持ってやっていくことになっている。(ダブルヘッダー開催については)議論はしていない。  ▼オリックス森川秀樹球団本部長 苦渋の決断。収入面は入場料、放映権料、グッズといろいろとあるが、ウイルスの感染拡大が沈静化しないと影響は出てくる。だが、このままでは開幕できないという判断となった。

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2020年3月10日のニュース