広島・大瀬良、異例の開幕延期も「選手とファンが手を取り合っていい方向に」

[ 2020年3月10日 05:30 ]

キャッチボールする広島・大瀬良
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 プロ野球は9日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、20日に予定されていたセ、パ両リーグの公式戦の開幕延期を決めた。中日戦の開幕投手に内定していた広島・大瀬良大地投手(28)は、開幕延期の正式決定前に取材に応じ、開幕日が決まらない異例の事態でも球界全体のことを思った。「選手とファンが手を取り合っていい方向にいければ」

 佐々岡監督から昨年末に2年連続での開幕投手を伝えられ、3月20日の中日戦を見据えながら調整を逆算してきた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、セ、パ両リーグの公式戦の開幕延期が決定。登板日が未定のまま過ごす困難な調整を強いられることとなった。

 「仕方ないです。とりあえず20日に合わせてやってきていたけど、まずは次の登板に向けて調整してその都度話をしながら、いろんな調整方法を考えてやっていきたい。(延期も)頭の片隅に入れながら、どっちに転んでもいいような気持ちの持ち方でやってきました」

 通常通りなら、13日のソフトバンクとのオープン戦に先発して、中6日で20日の中日との開幕戦を迎える予定だった。「状態自体はいいので、何とか維持というかいいものを出せるように有意義な時間にしたい」。前回登板の6日西武戦は5回3安打無失点と好投し、試合後には「例年(オープン戦は)悪いので(順調すぎて)不安」と話したほどに現状の状態に問題はない。

 就任1年目のシーズンを前に不測の事態となった佐々岡監督は、「こういう状況なので決められたところでやるしかない。うちだけのことではないので、しっかりと準備をしたい」と受け止めた。松田元オーナーは「ズルズルいかないように。早く開幕日が決まらないと(今後の見通しが)難しい」と悩ましい表情を浮かべた。いつかは訪れる満員のマツダスタジアムを思い浮かべながら、赤ヘルは最善の調整を進めていく。(河合 洋介)

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