松坂、4889日ぶり西武ユニでマウンド 最速141キロ含む22球で1回2失点 失投被弾も冷静

[ 2020年2月26日 05:30 ]

練習試合   西武7―8韓国・斗山 ( 2020年2月25日    サンマリン宮崎 )

<西武・斗山>4889日ぶりの西武ユニホームで先発した松坂(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 西武の松坂大輔投手(39)が25日、韓国・斗山との練習試合に先発し、今季初の実戦マウンドに立った。西武のユニホームで登板するのは、06年10月7日のプレーオフ・ソフトバンク戦(インボイス西武)以来、4889日ぶり。予定の1イニングを3安打2失点で、3番打者に一発を浴びた。直球の最速は141キロを記録するなど、開幕ローテーション入りに向け、収穫も手にした。

 松坂は打球の方向を全く見なかった。初回1死三塁で、昨季韓国シリーズMVPの3番・呉在一(オ・ジェイル)への初球。フルスイングされた140キロの内角直球は、右翼席ポール際上段まで飛んでいった。

 「“そりゃ、そうだな”と思った。外を狙ったが、真ん中気味に入った。あのミスはいけない。でもシーズン中にああいう外し方(ミス)はしない」。日米通算170勝の経験があるからこそ、失投にも冷静だった。

 予定の1イニングを3安打2失点。14年ぶりの「Lions」のユニホーム姿での登板にも感慨は「ないですね」と、投球に集中していた。全22球で、カットボール、チェンジアップ、スライダーを織り交ぜた。先頭打者への初球は139キロの直球。2球目は137キロのカットボールで芯を外し、二ゴロに仕留めた。

 最速141キロには「140キロ出たことはいいこと」と笑顔を見せたが、球速勝負ではないことは理解している。バッテリーを組んだ森は「一つ一つの球種は良かった。直球で押すタイプではない。テンポよく泥くさくいければ」と15歳年上の先輩にエールを送り、辻監督も「投げられたからいい。次回は投球回数を増やしてどうか」とうなずいた。

 今後は2軍キャンプ地の高知・春野に戻って調整し、3月上旬にオープン戦に登板する予定。「攻め方とかは、投球回数が増えてから。次は同じミスはしない」。松坂は一つ一つ段階を踏んで、開幕ローテーション入りを目指す。 (大木 穂高)

 ▽松坂の前回西武在籍時の最終登板 06年10月7日のプレーオフ第1ステージ、ソフトバンク戦(インボイス西武)で先発し、9回6安打、13奪三振で1―0の完封勝利。8回4安打1失点の斉藤和巳との球史に残る投手戦を制し「自分が失点することはあっても、向こうは失点しないと思った。だから、とにかく粘りました」と話した。しかし、西武は第2、第3戦を落とし敗退。ポスティングシステムでレッドソックスに移籍した。

 ▼ソフトバンク・竹口昭憲スコアラー 久しぶりに見たけど普通に投げている感じだね。打たれたけどそんなに悪い印象はなかった。

 ▼ロッテ・吉井英昭スコアラー そんなに荒れてはなくまとまっている印象。これからもう少し球威も出てくるんじゃないの。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年2月26日のニュース