阪神・ガンケル 満点デビュー!3回無安打零封で開幕ローテ前進

[ 2020年2月24日 05:45 ]

オープン戦   阪神2-14広島 ( 2020年2月23日    コザしんきん )

広島打線を3回無失点に抑えたガンケル(撮影・大森 寛明)
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 慣れないはずの日本のストライクゾーンを目いっぱいに使った。オープン戦初先発の阪神・ガンケルが、ほぼベストオーダーの広島を相手に3回無安打無失点。抜群の制球力で外野にすらボールを飛ばさせず、強力打線を完全に手玉に取った。

 「真っすぐだけじゃなく、他の球種も全部プレートの端というかコースに投げ分けることができた。自分が有利なカウントで進めることができたし、すごく良かったと思うよ」

 目標の開幕ローテーション入りが大きく近づく快投だ。初回は田中広、菊池涼、長野という実績組を3者凡退。全てストライクから入り、長野は外角いっぱいの147キロ直球で見逃し三振に仕留めた。2回も鈴木誠、西川、ピレラら主力を13球で料理。3回1死から坂倉の四球で初の走者を許したが、この回の3つのアウトは全て内野ゴロで奪った。

 「ストライクゾーンの使い方はアメリカで学んできた一つ。打者のタイミングを外したり、視点を変えたり。打者が外の視点になった時は内に投げたりだとか。そういう違いを付けている」

 どんどんストライクを取りながらも、巧みに球を動かしてジャストミートさせない。2回先頭で一邪飛に倒れた鈴木誠は「制球がいい。意図的に変化をかけてくる球と、きれいなフォーシームが印象的」と評価。矢野監督は「ほとんどストライク先行できているし、ゴロもしっかり打たせられた」と絶賛し、ガルシアが出遅れている中で「十分に今の力では入ってくるでしょう」と早くもローテ入りを示唆した。本紙選定のこの日のMVPも、大敗の中で輝いた右腕で決まりだ。(山添 晴治)

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