日本ハム・ビヤヌエバ お待たせ移籍後初安打 5試合11打席目「焦りはなかった」

[ 2020年2月24日 05:30 ]

オープン戦   日本ハム4―9ヤクルト ( 2020年2月23日    タピックスタジアム名護 )

<日・ヤ>4回無死、中越え二塁打を放つビヤヌエバ(撮影・村上 大輔)
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 日本ハムのクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(28)が23日、ヤクルト戦(名護)に「3番・三塁」で先発出場し、移籍後初安打をマークした。今キャンプはここまで実戦4試合で安打がなかったが、4回の11打席目に左中間フェンス直撃の二塁打。昨季から続く正三塁手の穴を埋める存在として期待される大砲が、目覚めの一打を放った。

 快音を残した白球が名護の青い空に吸い込まれた。実戦11打席目でようやくともった「H」ランプ。それでもパドレス時代の18年にメジャーで20本塁打した実績を持つ大砲は「焦りはなかった。バットのいいところに当たって遠くまで飛んでくれた」と貫禄たっぷりに振り返った。

 1打席目は無死一、三塁の好機で右腕・スアレスに遊ゴロ併殺打に打ち取られた。4回は右腕・マクガフとの対戦。カウント0―1から2球目の150キロ直球を捉えた打球は左中間フェンス直撃の二塁打となり、滑り込んで二塁に到達した。2死後に王柏融ワンボーロンの適時二塁打で生還。昨季リーグ5位だったチームの得点力を向上させる役割を担う助っ人コンビで1点をもぎ取った。

 メジャーの実績十分で来日したが、巨人に在籍した昨季は73試合の出場で打率・223、8本塁打、24打点。外国人枠の問題もあって出場機会も限られ、日本野球への適応に苦しんだ。落ちる球に対応できなかった反省を生かし、今年は「目線を上げて」逆方向を意識。ロッカーが隣で、野球観に定評のある西川からは日本投手の球種やタイミングの取り方など野球談議を交わしているという。小笠原ヘッドコーチ兼打撃コーチも「練習を見ていても悪いわけではなかった。あとは試合で(感覚を)どうすり合わせていくか」と評した。

 今キャンプは世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けて外出は極力自粛。休日などは外出して気分転換したいところだが、宿舎内で体調維持に努めているという。見据えるのは3月20日の西武との開幕戦。「今まではどういう攻めをしてくるか見ていた。開幕に向けて少しずつ結果を出していければ」と打棒のペースアップを誓う。栗山監督も「やっと当たって良かった。自分が一番安心すると思う」と喜んだ。

 レアードがロッテに移籍した昨季は埋め切れなかった三塁の定位置。「これからは結果にこだわっていく」とビヤヌエバ。不動の座を築くためにも、自慢の長打力をアピールしていく。(東尾 洋樹)

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