巨人・岡本“パーラ食う!”次打者・新助っ人の前で一発、お先に“シャークダンス”だ

[ 2020年1月31日 05:30 ]

合同自主トレでフリーバッティングする岡本(撮影・森沢裕)
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 巨人・岡本和真内野手(23)が30日、キャンプ地・宮崎での1軍合同自主トレを打ち上げた。5番で起用される方針のヘラルド・パーラ外野手(32)とクリーンアップを組む若き4番打者。自身の本塁打後に、新助っ人の代名詞「シャークダンス」をネクストバッターズサークルに控えるパーラ本人に食らわせると予告した。アーチ量産で「本家」を食べまくる。

 木の花ドームに乾いた打球音が響き渡った。岡本の豪快なスイングから鋭い打球が放たれる。キャッチボールやノックでも巨体で軽快な動きを披露。合同自主トレ3日間を振り返り「体を動かせてよかった」と順調な仕上がりをうかがわせた。

 2年連続30本塁打を誇る「ビッグベビー」の後ろには今季、強力な助っ人が控える。メジャー通算1312安打、88本塁打、522打点を誇るパーラが新加入。昨季、ナショナルズで世界一に貢献した左の強打者だ。原監督は「岡本の後ろで。共に相手を打ちのめす」と5番で起用する方針を示している。

 岡本はパーラの印象を「(打撃を生で)見たことないから何とも言えない」と前置きしつつ「メジャーでミートバッターって、日本ではホームランバッターになるかもしれない」と打撃力に期待。パーラも「素晴らしいバッターの後ろで打てるのはありがたい。恥じない仕事をしたい」とクリーンアップ結成で相乗効果を期待する。

 パーラと言えば、ナショナルズで使用した登場曲「ベビー・シャーク」に合わせ、ファンが両腕をサメの口のように上下させる「シャークダンス」が代名詞だ。もちろん、岡本も知っていて「ネクストのパーラを食べますわ」とニヤリ。出塁するだけでは、塁上に残るためネクストバッターズサークルには行けない。「シャークダンス」でガブリするには、自身が本塁打を打って、ダイヤモンドを一周することが条件だ。

 「サメちゃん」のニックネームも提案した岡本。2月1日のキャンプインに向けて、31日にパーラも宮崎入りする。「ビッグベビー」が本塁打量産で新助っ人を食べまくって、チームの勝利もいただく。(青森 正宣)

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2020年1月31日のニュース