ロッテ・朗希、新人史上初“ビックリマン”抜てき「光栄です」

[ 2020年1月31日 05:35 ]

ビックリマンシールになったロッテ・佐々木朗はプロでの活躍を誓う
Photo By 提供写真

 ロッテのドラフト1位・佐々木朗(大船渡)が「ビックリマンシール」に抜てきされることになった。3月下旬に発売予定のロッテ本社商品「ビックリマンプロ野球チョコ」に入っているシールに、現役選手ではレアードと2人だけが起用される。新人選手としては史上初めてで、18歳は「ビックリだし、光栄です。いつの日か、ビックリするような投球を披露したいと思います」と喜んだ。

 これまで球団でシール化されたのは井口監督、福浦、清田、レアード、涌井、鈴木大、里崎、今江、西岡、小林雅、渡辺俊、成瀬といずれも実績を残した主力だった。最速163キロを誇る右腕は球団の枠を超えたスーパースター候補として、ロッテグループから大きな期待を寄せられている証拠といえる。

 キャンプ地の沖縄・石垣島に先乗りしている佐々木朗はこの日、オフで静養に充てた。チーム本隊は夕方の航空機で合流。「令和の怪物」のプロ入り初のブルペン入りについて、吉井投手コーチは「(キャッチボールの)強度と頻度を上げてから。第1クールでは投げない」と6日から始まる第2クール以降になることを明かした。

 31日にも調整法などについて話し合いを行う。和歌山県出身の元メジャーリーガーは「まだ、あいさつもしていない。関西弁が怖いというので、標準語で話そうかな」とにっこり。じっくりと怪物を、「本物」に育て上げていく方針だ。(横市 勇)

続きを表示

2020年1月31日のニュース