最年長22年目 福留 2月OP戦フル参戦を視野に「どれだけ開幕までに打席に立てるかが大事」

[ 2020年1月31日 05:30 ]

那覇空港に到着した福留(撮影・大森 寛明)
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 阪神・福留孝介外野手(42)が30日にキャンプ地・沖縄入りし、開幕が昨季より9日早まることを踏まえて沖縄滞在中のオープン戦3試合へのフル参戦を視野に入れていることを明かした。新外国人打者が3人になって競争が激化しても自身のすべきことに専念。球界最年長選手として迎えるプロ22年目へ抜かりのない青写真を描いた。

 先乗り組の若手から2日遅れで、野手の大黒柱も沖縄の地を踏んだ。能見、中田と同じ飛行機で午後5時過ぎに到着。福留は年が明けてから初めて、開幕が早まる今季に向けての思いを口にした。

 「10日近く早くなるというのは、そんなに簡単じゃない。どれだけ開幕までに打席に立てるかが大事だから。沖縄でオープン戦が3つあるから、それぐらいから出て行かないといけないのかな」

 百戦錬磨の大ベテランにとっても前年から一気に9日も早まる開幕は未経験だ。近年の沖縄での実戦出場は昨年、一昨年は現地のファンへの顔見せを含めてのオープン戦1試合。16、17年は1試合も出ておらず、春季キャンプ終了後から本格的にギアを上げていくのが恒例だった。ただ、今年は勝手が違う。

 「キャンプが終わってからオープン戦が11試合しかないから。どこで打席数を稼ぐかを考えないと」

 チームも開幕が早まることを受け、キャンプ中に実戦を多く組んでいる。とはいえ、中盤までに組まれた練習試合は若手のアピールや見極めの場となる。視野に入れるのは、2月22日の中日戦(北谷)、23日の広島戦(コザしんきん)、24日のヤクルト戦(浦添)のオープン戦3試合の出場。あるいは、近年は参加していなかったキャンプ直後の福岡遠征参加もありそうだ。

 1月前半はハワイで楽天・牧田とともに自主トレ。ランニングなどで若々しい動きを披露し、メジャー帰りの右腕を「全部の面で意識が高い。年齢は関係ないんだなと思った」とうならせた。同じ外野手のサンズ、左打ちの4番候補ボーアという強力助っ人が加わっても、「それは当たり前のこと。自分はやれることをやるだけだから」とポジションを譲る気はサラサラない。

 数字では計れない存在感は見せていたものの、打率・256、10本塁打、47打点という昨季の成績は不満。4番に座った大山をサポートできなかった悔しさも口にしている。ついに球界最長老となった2020年も、上だけを目指し、例年以上の好スタートを決めたい。(山添 晴治)

 ○…福留が阪神入りした13年以降、2月のオープン戦に出場したのは13、14、18、19年(18年は降雨ノーゲーム)。16、17年はキャンプ期間中に紅白戦や練習試合といった実戦出場が一度もなく、調整を一任されていた。加入後の7シーズンで3月第1週に4度あった福岡開催のオープン戦は、14年のみ出場。18、19年はいずれも沖縄・北谷の中日戦で実戦初打席に立ち、帰阪後の福岡遠征には同行していなかった。 

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