楽天・立花社長が楽天モバイルを引き合いにチームに訓示

[ 2020年1月31日 18:16 ]

<楽天自主トレ・全体ミーティング>選手を前にあいさつする立花球団社長 (撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天の立花陽三球団社長が、キャンプ地の沖縄・久米島での全体ミーティングで1、2軍の監督、コーチ、選手やスタッフに訓示を行った。楽天グループの「楽天モバイル」が第4の携帯電話事業社として今年10月からの本格サービス開始を予定している。

 同社長はあいさつの冒頭で「みなさんも知っているとおり、楽天は携帯電話事業に参入します。これはビッグなチャレンジです。今年はチームが強いんだということを見せる重要なシーズンになる。勝つことにもっとどん欲になってほしい」と強調。チームが楽天グループ全体の士気を上げる存在になることを期待した。

 今季は三木新監督の下、7年ぶりのリーグ優勝と日本一奪還を目指す。指揮官は「考える野球」をテーマに掲げており、2月1日に初日を迎える春季キャンプから本格的なチーム作りがスタートする。「みんなでつながっていこう。単独というよりもつながりを持ってやりましょう。みんないい顔をしてシーズンを戦って、中身の濃い1年にしましょう」と呼びかけた。

 大型補強を敢行した石井一久GMも「パ・リーグを制するのは本当に難しいけど、パフォーマンスの高い選手が集まっている。競争も激しくなってくるけど、レギュラーにならないと稼げない。最後はみんな笑顔で(シーズンを)終われるように頑張りましょう」と力を込めた。

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2020年1月31日のニュース