ロッテ・井口監督 金田監督以来の勝率1位誓う 説かれた「監督道」今こそ

[ 2020年1月22日 05:30 ]

金田正一氏「お別れの会」 ( 2020年1月21日    東京・帝国ホテル )

献花するロッテ・井口監督(撮影・木村 揚輔)
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 ロッテの井口資仁監督(45)は遺影に手を合わせ、金田正一氏が指揮を執った1974年以来46年ぶりとなる勝率1位でのリーグ制覇を誓った。

 「金田さんが優勝してから、我々はパ・リーグで勝っていない。今年はぜひ優勝したい」。05年はレギュラーシーズン2位からプレーオフを制し、10年は3位からCSを突破。いずれも日本一に輝いたが、就任3年目の指揮官が目指すのは「下克上」ではない。

 「よくベンチに遊びに来られた。偉大な記録とともにスケールの大きな方だった」。18年の就任時には、「監督道」を説かれた。さらに金田氏は本拠地のZOZOマリンを訪れた際、練習中にセンターまで行って投手陣に「もっと走れ!」とハッパを掛けた。「それくらいパワーがないとチームは引っ張っていけないと思う。少しでも追いつけるように」。昨年6月7日の巨人戦(東京ドーム)で会ったのが最後だった。

 優勝した74年には運命的な縁もある。10月23日の日本シリーズ第6戦。金田氏が中日球場(現ナゴヤ球場)で胴上げされた42日後の12月4日、井口監督は東京都田無市(現西東京市)で生まれた。あれから46年。天国に旅立った先輩監督に誓う優勝に向け、万全の準備を整えた。オフには美馬、福田秀と球団初の「FAダブル獲り」に成功。ドラフトでも4球団競合の末に最速163キロを誇る佐々木朗を引き当てた。

 2月1日からはキャンプが始まる。リーグ制覇し、10年ぶりの日本一奪回へ。井口監督は金田氏の遺志を継ぎ、勝負の3年目を迎える。 (伊藤 幸男)

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