ジーター氏、殿堂入り決定 史上2人目の満票選出にはわずか1票足りず

[ 2020年1月22日 08:28 ]

デレク・ジーター(AP)
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 米国野球殿堂入りメンバーが米東部時間21日(日本時間22)に発表され、元ヤンキース主将で通算3465安打のデレク・ジーター氏が選出された。昨年の元同僚マリアノ・リベラ氏に続く史上2人目の満票獲得はならなかった。満票にはわずか1票足りず、得票率は99.7%だった。

 ロッキーズなどで通算2160安打、資格最終10年目のラリー・ウォーカー氏も選出された。得票率は76.6%。

 殿堂入りメンバーは全米野球記者協会に10年以上所属の記者の投票で決まり、75%以上の得票が必要。ニューヨーク・デーリーニューズ紙で長年、記者を務めたビル・マデン氏が「ジーターに投票しなければ命が危険にさらされる人すら出るだろう」とコメントするなど、満票選出なるか注目を浴びていた。

 以下、投票結果。
〇ジーター  ヤンキース     396 99.7%
〇ウォーカー ロッキーズなど   304 76.6%
 シリング  レッドソックスなど 278 70.0%
 クレメンス レッドソックスなど 242 61.0%
 ボンズ   ジャイアンツなど  241 60.7%
 ビスケル  インディアンスなど 209 52.6%
※ジーター氏、ウォーカー氏が殿堂入り

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2020年1月22日のニュース