俺から4番奪え!日本ハム・中田 清宮にエール「あいつが打てば勝てる」

[ 2020年1月16日 05:30 ]

自主トレを公開しウエイトトレで汗流す中田翔(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 日本ハム・中田翔内野手(30)が15日、大阪市西区のトレーニングジム「B2FITNESS」で自主トレを公開した。今季は9年連続開幕4番が懸かるが、あえて清宮幸太郎内野手(20)ら若手に奪い取れと指令。チーム変革のため世代交代の必要性を訴えた。そのための40本塁打という大台到達にも触れ、清宮ならば十分可能と期待した。

 主将を西川に譲っても、中田は誰よりチームのことを考えている。16年を最後に3年間遠ざかった優勝奪回へ。自分に代わる新4番の台頭を待ち望んだ。

 「もちろん試合に出る努力はするが、逆にずっと僕が4番はどうなのかなと。むしろ10年近くでは打ち過ぎている。清宮はそろそろ出てきておかしくないんじゃないですか」

 自身は高卒5年目の12年に開幕4番に抜てきされ、8年連続で聖域を守ってきた。一方で世代交代こそ、チームの強化に必要と感じている。「僕が4番を打つ時もそうだった。ずっと小谷野さんが打っていて」と当時に近い流れも感じていた。

 何より清宮のポテンシャルを評価するからこそだ。今季40本塁打が目標の20歳に対し「うまくいけば打てる。フリー打撃であれだけ飛ばすんだから。あいつが打てば勝てる」と期待。清宮が4番で一本立ちし、高卒2年目の万波や野村らも成長すればフレッシュで強力な打線が実現する。

 もっとも一塁の守備位置まで譲るつもりはない。「143試合、守り抜きたい気持ちが強い」と語気を強め、このオフは徹底的に下半身をいじめ抜いている。昨季は右手痛で離脱も経験した。「過去の自分を超えたい。俺はホームランより打点」と勝負強さを求める考え。過去2度の打点王で、自己最多は16年の110打点。「今までにないぐらい。120、130打点を打ってみたい」と掲げた。「守備含めてそれ以外も、まだまだ負けるつもりはない。互いに刺激し合ってやりたい」。チームを第一に考える主砲の本音だった。(後藤 茂樹)

 《スクワット70回 報道陣一発KO》○…中田は300キロの重さを担ぎハーフスクワットを行うなど下半身の強化に努めている。取材前にはジャンプスクワット70回を報道陣に課した。同僚の白村、姫野、そして広島・正随との練習では毎日アップ代わりに60回7セットを行うメニューだが、運動不足な報道陣は一発KO。「皆さんもでしょうが、僕も年々体力は落ちている。何でカバーするか」とハードトレで体の切れを保っている。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年1月16日のニュース