阪神ドラ2・井上に平田2軍監督ゲキ「田淵さんを超えるような長距離砲になって」

[ 2020年1月16日 05:30 ]

井上(左)に声をかける平田2軍監督(撮影・平嶋 理子)                               
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 豪快なスイング。1メートル87、98キロのドデカいボディー。鳴尾浜で新人合同自主トレ中の阪神ドラフト2位・井上のティー打撃を初めてみた平田2軍監督は、レジェンドの姿とイメージをダブらせた。

 「ほれぼれするよ。田淵さんを超えるような長距離砲になってもらいたいね」

 前日14日に殿堂入りが発表されたばかりの田淵幸一氏(本紙評論家)は通算474本塁打の大打者。現役時代は重なっていないが、阪神の03年リーグ優勝時に星野監督の専属広報だった平田2軍監督は、チーフ兼打撃コーチだった同氏とも歓喜をともにした。

 「スイングにもクセがないし、長距離打者特有の乾いたいい音を出すよね。大柄で体も引き締まってきて、これからが楽しみだよ」

 グラウンドであいさつした際に「声が小さいよ。大きな声だして」と叱咤(しった)激励を受けた井上。「室内でティーをしているところを見ていただいた。バットのグリップエンドに重りをつけて練習していて、“どうやってやるんや”と言われたので、バットを内から出す意識でやっていますと説明しました」。この日は終始、同監督の迫力に押され気味だった。

 昨年11月に負った右足首捻挫の影響で現在は別メニューが続くが、グラウンド外では動画サイトなどで研究に励んでいる。

 「ヤンキースのアーロン・ジャッジの打撃とか大型の右打者の選手は見ています。外国人選手は日本人選手と違う部分があるのですが、手首の使い方とか手足の長い選手だと似ている部分があるので、マネできたらと思う」

 1984年に現役引退した田淵氏の打撃は、2001年生まれの井上は当然見たことがない。いま実際に参考として見る映像は17年に52本塁打するなどデビューから4年間で通算110本のMLB屈指の強打者のものだ。

 それでもタテジマを着れば、比較されるのは「田淵氏」の存在。レジェンドOBに負けないホームラン打者を目指していく。(長谷川 凡記)

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