巨人 高橋が「夢の教室」先生、中学生に授業「うまくいかないことの先に未来がある」

[ 2019年12月19日 14:34 ]

先生役として中学生の前で自身の経験や夢を語る巨人・高橋
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 巨人・高橋優貴投手(22)が19日、日本サッカー協会とプロ野球選手会が協力して実施する「こころのプロジェクト 夢の教室」の先生役として東京都多摩市立落合中学校を訪問。これまでの経験を振り返りながら2年生36人に行った授業で「うまくいかないことの先に未来がある」と黒板にしたためた。

 友部リトルシニアに所属したひたちなか市立田彦中時代は控え投手として試合の出場機会が少なかったという。「ライバルがいたからこそ3年間は練習、努力することができた。今がダメだからと言って将来がダメなことはない。夢を諦めないでほしい」と訴えた。

 家族、仲間、友達に尊敬の念を持ち、感謝することの大切さも説いた高橋。ルーキーイヤーの今年は5勝を挙げて5年ぶり日本一に貢献した。リーグ戦で通算20勝をマークした八戸学院大時代を「4年間厳しい練習をして、絶対にプロ野球選手になるという思いがあった」と振り返り、最後は聞き入った中学生とがっちり握手をして授業を締めた。

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2019年12月19日のニュース