筒香の代理人ウルフ氏が明かす争奪戦の裏側 嘉智の冷静な対応、まるでメジャーのベテラン選手

[ 2019年12月19日 05:30 ]

筒香 レイズ入団会見 ( 2019年12月17日    米フロリダ州・セントピーターズバーグ )

筒香の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏
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 筒香の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏(49)が本紙の取材に答え、複数球団が獲得へ動いた争奪戦の裏側を明かした。

《解禁初日“猛攻”電話でプレゼン》

 レイズは交渉解禁日初日からアグレッシブで、最後までそうだった。特に嘉智がまだ日本にいる時の、電話によるプレゼンテーションが良かった。

 ウインターミーティング中の11日に、私は候補を3球団に絞ったことを報道陣に明かした。実はその時レイズと、もう一つの別のチームが、交渉プロセスを早めたいと申し込んできていた。その両チームが興味を持っていた別の外野手が契約合意に近づいていたからだ。その選手とはレイズからFAのアビサイル・ガルシア(17日にブルワーズと合意)だった。

 10日の夜と、11日にたくさんの話し合いが持たれた。交渉は最終段階だった。レイズは契約をまとめ、もう一つのチームは他の選手に向かっていった。嘉智は慣れたメジャーのベテラン選手のように、この事態に対処していた。

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2019年12月19日のニュース