オリックス育成1位・佐藤一 レアードに寿司「握らせたくない」父は寿司職人の左腕、1軍昇格意欲

[ 2019年12月15日 05:30 ]

寿司職人の父・大磨さん(右)とにぎりポーズをする育成1位の佐藤一(撮影・奥 調)
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 オリックスは14日、大阪市内で今秋ドラフト会議で指名した育成枠を含む新入団13選手を発表した。育成1位の佐藤一磨投手(18=横浜隼人)は寿司職人の父が「和食の鉄人」として知られる道場六三郎氏(88)の弟子だったことが判明。一日も早い支配下枠昇格と寿司ポーズで有名なロッテ・レアード斬りを誓った。

 舶来の寿司男に、これ以上好き勝手は許さない。佐藤がレアード封じに意欲を示した。

 「握らせたくないですね」

 日本ハム時代から本塁打した際の寿司パフォーマンスで知られる助っ人砲に今季もチームとして4被弾し、通算で“24貫”も握られた。やっと“おあいそ”にできる人材がオリックスに加わった。

 負けられない理由が寿司職人の系譜だ。父・大磨(だいま)さん(47)は神奈川県藤沢市の寿司店「二代目 笑楽」の大将。90年代の人気番組「料理の鉄人」で「和の鉄人」として知られる道場氏に5年間弟子入り。東京・銀座の「ろくさん亭」で腕を磨いた経歴を持つ。息子のオリックス入りが決まった際には道場氏から「良かったな」と祝福のメッセージも届くなど親交は深い。

 佐藤は、いわば、道場氏の“孫弟子”。姉と妹に挟まれた長男で大事な跡取りでも、大磨さんは「料理をさせたことはあるけど、息子は食べる専門でね。継がなくていいと言いましたよ」と野球での成功を心から願う。背中を押してくれた父のためにも育成からはい上がるつもりだ。

 鉄人のエキスは幼少期から注がれ、道場氏の下で味だけでなく栄養学も吸収した大磨さんに食育を徹底された。タンパク質とカルシウムを中心に摂取し続けたことで中学2年にして1メートル80を超え、いまでは1メートル89、88キロの恵まれた体格に成長した。「一日も早く京セラでドームで投げたい」。白球だけを握り、1軍マウンドをつかみ取りたい。(湯澤 涼)

 ◆佐藤 一磨(さとう・かずま)2001年(平成13)4月16日生まれの18歳。神奈川県藤沢市出身。小学1年生から藤沢少年野球クラブで野球を始め、横浜隼人では2年夏からベンチ入りし、3年夏の神奈川大会は3回戦で敗退。家族は父母姉妹。目標の投手は菊池雄星(マリナーズ)。1メートル89、88キロ。左投げ左打ち。

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