館山氏、中後氏らが故障防止へ提言 アマ指導者の表彰式でストレッチ&コミュニケーションの重要性説く

[ 2019年12月15日 16:38 ]

パネルディスカッションで自身の経験談などを語った(左から)楽天・館山コーチ、ヤクルト・近藤、前DeNA・中後氏
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 故障防止への取り組みが優秀な学童野球、中学野球の指導者を表彰する「ベストコーチングアワード2019」(一般社団法人スポーツメディカルコンプライアンス協会主催)が15日、東京都内で行われた。ヤクルト一筋で17年間プレーし、来季から楽天の2軍投手コーチに就任する館山昌平氏(38)、ロッテやDeNA、ダイヤモンドバックス傘下マイナーでプレーし、今季限りで現役を引退した中後悠平氏(30)らがパネルディスカッションのゲストとして登場した。

 館山氏は、日大時代から通算10回の手術を受けたことについては「プロでより速い球を投げようと限界に挑戦した結果」と区別。その上で、故障を防ぐための手段として「あまり知られていませんが、プロ野球選手はストレッチを1日合計で2時間くらいする」と重要性を強調した。さらに、「投手だけやると周りが見えなくなる。いろんなポジションに挑戦するといいと思う」と意見を述べた。

 アマュアの現場では特に「上から目線」の指導になる傾向が強く、小中学生が痛みを我慢して故障につながるケースもある。この点について、米球界でもプレーした中後氏は「重要なのはコミュニケーション。アメリカの場合は選手の方が立場が上で、コーチが選手をサポートするという形。野球をしっかりやりながらも楽しくできるようなコミュニケーションがあれば、違った形になると思う」と話した。

 また、高校野球では来春センバツから1週間合計500球の球数制限が導入されるが、スポーツメディカルコンプライアンス協会の特別顧問を務める慶友整形外科病院の古島弘三整形外科部長は「練習から制限してあげないといけない。一番大事なのは指導者の意識が変わること」と訴えた。
 

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