目玉は岡田 佐々岡監督 必勝継投を再構築する考え「強いボールを投げる投手を後ろに」

[ 2019年11月18日 05:30 ]

日南天福球場のブルペンで投球練習に汗を流す広島・岡田(左は沢崎投手コーチ)
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 秋季キャンプの陣頭指揮を取る広島・佐々岡真司監督(52)が17日、150キロ超の豪腕主体に必勝継投を再構築するプランを明かした。目玉候補は岡田明丈投手(26)だ。制球の課題克服に取り組むMAX156キロ右腕。先発で壁に直面した4年目の今季は未勝利に終わっただけに、救援への配置転換が「いいキッカケになれば」と期待した。 2日に始まった宮崎・日南秋季キャンプは最終クールに突入。陣頭指揮を執りながら来季の戦力構想を練る佐々岡監督は、就任会見で口にした喫緊の課題に言及し、150キロ超の豪腕を主体に勝ち試合の終盤を再構築するプランを明かした。

 「他球団のリリーバーを見ると、強い球を投げる投手が多い。150キロが当たり前のご時世。全員そろうとは限らないけど、強いボールを投げる投手を後ろに持っていきたい」

 複数挙がる候補の中で目玉は岡田だ。唯一先発した8日の紅白戦こそ2回6失点と乱れたものの、救援した試合はフェニックスリーグを含めて軒並み好投。指揮官は岡田の先発起用に含みを持たせながらも、配置転換の利点をこう強調した。

 「岡田の球威や縦の変化球は魅力。先発よりも1イニングという考えはある。直球で空振りや三振が取れるので、そこを生かせば中で十分やっていける」

 岡田は天福球場のブルペンで60球を投げ込んだ。4年目の今季は開幕直後に制球難が露呈。登板3試合で0勝2敗、防御率14・14という散々な成績に終わった。いきおい、今秋は制球安定に確率の良いフォームを追求する。指揮官の構想にも前向きだ。

 「ずっと先発でやってきたので寂しい気持ちはあるけど、2軍では中継ぎをやっていたし、新しい環境をつくってもらえるなら挑戦していきたい」

 無論、中継ぎ転向で1軍枠が保障されるわけではなく、競争を勝ち抜かなければならない。球団は先ごろ、セットアッパー候補として新外国人のD・J・ジョンソンを獲得。他に矢崎、ケムナや実力者の今村、一岡の名前も。佐々岡監督は近未来を見据えて言う。

 「(岡田は)いきなり9回はともかく、勝ちパターンに入ってくれれば。そのためには結果を出さないといけない。みんなで競争」

 バズーカと評される最速156キロの直球は大きな魅力。巻き返しを誓う来季、セットアッパーに名乗りを上げるか、岡田は必死だ。(江尾 卓也)
 

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