関大 47年ぶり明治神宮大会勝利 早瀬監督「ようやく勝てました」

[ 2019年11月18日 18:09 ]

明治神宮大会・大学の部 準決勝   関大5―0金沢学院大 ( 2019年11月18日    神宮 )

 長い歴史の壁を破った。関大が投打のかみ合う勝利で山口高志(現関大アドバイザリースタッフ)を擁して優勝した1972年以来、47年ぶりの勝利。自身4度目の挑戦で初勝利となった早瀬万豊監督(61)も「ようやく勝てました」と安堵の表情だった。

 原動力は強力投手陣だった。先発・森翔平投手(4年=鳥取商)が8回0/3を投げ、7安打13奪三振で無失点。9回無死一、二塁から森をリリーフした肥後皓介投手(4年=広陵)がピンチを切り抜け、完封リレーを達成した。森は公式戦での完封勝利がないだけに試合後は「また、やっちゃいました。最後まで投げたかった」と苦笑いだったが、春のリーグ戦後に右肩関節唇損傷が判明し、秋季リーグ戦では登板のなかった肥後は「(チームが)神宮大会に出てくれると信じて、調整してきた」と満面の笑顔だった。

 友情の完封リレーだ。お互いを「肥後ちゃん」「森ちゃん」と呼び合い、都内の宿舎は同室。空き時間は携帯ゲームで対戦するなど、4年生の中でも特に仲がいい。秋季リーグ戦前、リハビリ中の肥後から森のもとに「頼むぞ」とLINEでメッセージが送られてきた。返した言葉は「神宮大会で完封しよう」。言葉を実現した森は「完封はしたかったですが、後ろに肥後ちゃんがいると心強い部分もある」と照れ笑いだった。

 監督の狙い通りの継投がはまった。「4回生二人でやってくれると思って、肥後は大事なところを任せようと思っていた」。47年ぶり優勝のためには3日間で3試合を全勝することが条件。過密日程だが、指揮官は「ウチの選手は慣れていると思いますよ」と不敵な笑みを見せる。秋季リーグ戦では5日間で4試合計44イニングを戦い、3勝1分けで優勝を果たした。たくましい関大ナインが頂点へと着実に歩を進める。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年11月18日のニュース