侍J世界一 秋山「お疲れさまでした」離脱も侍への強い思い「本当は最後まで一緒に戦いたかった」

[ 2019年11月18日 05:30 ]

第2回WBSCプレミア12決勝   日本5-3韓国 ( 2019年11月17日    東京D )

秋山を中心に記念写真を撮る野手陣(撮影・森沢裕)
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 右足薬指骨折で大会直前に離脱を余儀なくされた秋山翔吾外野手(31)が優勝を勝ち取った侍ジャパンのチームメートに感謝の言葉を贈った。日本代表への強い思いを胸にともに戦った約1カ月。優勝決定の瞬間、ナインと喜びを分かち合った。

 誇らしさ、安堵(あんど)、感謝、少しの寂しさ。さまざまな思いが交錯し、秋山は言葉を選んだ。

 「僕の言葉で“一緒に戦ってきた”とは口が裂けてもいえない。一番は“お疲れさまでした”それしかない。いろんな立場、打順にも対応して世界一になるために、それぞれが力を出してくれたことに、言えるのは“お疲れさまでした”しかない」

 大会直前、強化試合のカナダ戦での死球で右足薬指を骨折。チームを離れた1日、沖縄県内の選手宿舎でのミーティングで、ユニホーム姿でナインに報告した。思いを引き継いだナインから5日のベネズエラ戦での初勝利後、松田宣や菊池涼からメッセージが届いた。自身の離脱で追加招集になった丸には、特に感謝している。

 「準備不足の中“いきます”と言ってくれた。1人しかいないセンターと分かっていて出場してくれた丸には感謝と、最後まで戦い切ってほしいという思いだった」

 海外FA権を行使しメジャー移籍を目指すが、後悔はない。

 「大事な時期なのは分かっていた。だから腹をくくって自分で決めて出場した。ケガ、リスクは心得ている。勝負するときの目つき、悔しがり方、準備の仕方。一緒にいないと見られない。だから、本当は最後まで一緒に戦いたかった」

 スーパーラウンド進出後は必ず足を運んだ。ナインと喜びを分かち合った。世界一に欠かせない一人だった。(春川 英樹)

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