広島 ドラ5石原に指名あいさつ “石原塾”入門で長寿捕手目指す

[ 2019年10月25日 05:30 ]

色紙に「感謝」と書き込み、ガッツポーズする石原
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 広島からドラフト5位指名された天理大・石原貴規捕手(21)が24日、奈良県天理市の同校で田村恵、鞘師智也、松本有史スカウトから指名あいさつを受けた。同姓で同僚となる石原慶幸捕手(40)のような長寿捕手を目標に設定。“石原塾”に入門して極意を盗む心づもりだ。

 理想の選手像が、同姓の先輩にピタリと重なる。ドラフト5位指名の石原はスカウトからのあいさつを終えると、スタートラインに立ったプロ野球生活を思った。

 「第一線で長く活躍することを目標にしたい。信頼されて愛される選手になりたいです」

 広島の石原といえば、石原慶幸。同姓の先輩とは、同じ捕手との共通項もある。今季での引退を表明した巨人・阿部に代わり、来季19年目の先輩が球界最年長捕手となる。球団捕手では初となる40歳を迎えて出場した生き字引に憧れるのは、自然の流れだった。

 「一年一年が勝負になる。その積み重ねの中で、僕もそれぐらいやりたい。石原さんの年齢を目標にしたいと思います」

 目標の長寿捕手に向けて、見て盗むだけではない。先輩と積極的にコミュニケーションを図るタイプではないというが、勇気を振り絞って“石原塾”に入門する覚悟だ。

 「様子を見ながらですけど…。なるべく自分から聞いていきたい。捕手としてまだまだなので、いろんなことを質問して聞いていきたいです」

 名前だけでなく、高い守備力を誇るプレースタイルも先輩と重なる。二塁送球完了タイムは、最速1秒85。強肩の目安とされる2秒を悠々と切り、今年の春季リーグの盗塁阻止率は10割と驚異的だった。担当の鞘師スカウトは「堅実な守備力がある。強肩かつ正確なスローイングができる」と評価する。

 高い守備力だけでなく、春季リーグでは打率・408で首位打者に輝くなど打力でも評価を高めた。同姓の先輩に加えて、正捕手の会沢、磯村、坂倉…と1軍の捕手枠は限られている。「早く1軍に上がって戦力になれるように頑張りたいです」。同姓の縁そのままに、石原ロードを突き進む。(河合 洋介)

 ◆石原 貴規(いしはら・ともき) ☆生まれとサイズ 1998年(平10)2月3日生まれ、兵庫県尼崎市出身の21歳。1メートル73、75キロ。右投げ右打ち。
 ☆球歴 小学2年から野球を始めて、転校を機に小学3年から「宝塚リトル」で主に捕手。創志学園では甲子園出場なし。阪神大学リーグでベストナイン3度受賞。
 ☆ドラ1の元同僚 「宝塚リトル」で広島・小園の3学年先輩。ドラフト後に「よろしくお願いします」と早速連絡が届いた。
 ☆好きな芸能人 女性ではなく、俳優の山田孝之。主演ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの大ファン。
 ☆趣味 休日にはサウナに出向く。「汗をかくのが好きなんです」

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