阪神 高山に井上新打撃コーチ付きっきり指導「まだまだ“低山”や」も「面白い存在」

[ 2019年10月25日 05:30 ]

小雨の降るなかロングティーを繰り返す高山(撮影・大森 寛明)
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 目指せ、“真”の高山を――。

 高山が秋季練習で連日にわたって指導を受ける井上新打撃コーチから「名前は高山やけど、まだまだ“低山”や」、「俺はもう見抜いているけど、ずっと見ててやらないとすぐ“抜け山”になるから」と名前をもじってハッパをかけられた。

 16年に新人王に輝きながら4年目の今季も105試合で打率・269、5本塁打、29打点で確固たる地位を築くまでには至らず。来季こそ、その名の通りレギュラーの座にそびえ立てるか。“低山”発言もコミュニケーションを大切にする井上コーチなりの叱咤(しった)激励だった。

 「どういう反応するのかな…というふうに伺いながら見ていた。もちろん、どの選手にも伸びて欲しいけど、やっぱり選手の個性があるから。でも、面白い存在やと」

 ロングティーに取り組む高山にジェスチャーを交えてスイングの際に左手を離すフォームを再現。「振り幅の前を大きくしようとした時に両腕付くより片腕のほうが前が大きくなるでしょ、と。振り幅を大きくして前を大きくすることによって打球も強い打球がいく」と狙いを説明した。

 ロングティーを間近で見ていた矢野監督はソフトバンク・内川が日本シリーズ第3戦で戸郷の外角低めへカットボールを左手1本で左前へ運んだ巧打を例に助言。「よく前の壁とかいう言い方をするけど。内川も(スイングの際に)後ろの肩みせへん。ピッチャー側に胸を見せたら泳ぐ距離がない」とイメージさせた。

 数々の指導は首脳陣の大きな期待の表れ。高山も「(バットに)当てるだけじゃなくて、当たる所にちゃんと力を伝えてヒットにする。力の使い方の話です」と吸収に意欲的だ。外野の定位置をものにし、もう「○山」とは呼ばせない。(阪井 日向)

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