ソフトB・工藤監督 早くも気持ちは来季へ「走塁改革」にどん欲「リーグ優勝して日本一に」

[ 2019年10月25日 05:30 ]

日本一から一夜明け、福岡空港に到着した工藤監督は大勢のファンから祝福される(撮影・岡田 丈靖)
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 3年連続の日本一を達成し、来季から新たに2年契約を結んだソフトバンク・工藤は福岡空港に降り立つと、集まった約400人のファンの祝福に笑顔を返した。「ああやって喜んでもらえると(日本一を)実感できるし、勝って良かったなと思う」と感謝。その上で早くも来季の戦いに目を向けた。

 約1週間の休養を挟み、11月には宮崎秋季キャンプが始まる。「一人一人に足りないものをプラスしていかないと。みんなでやる以外の時間を使うのが必要」と話し「走塁はみんなやらないと。1本のヒットで一塁から三塁、二塁からホームに還ってくる野球は西武がたけている。それが得点能力につながっていることは間違いない」と指摘。

 昨秋のキャンプから走塁改革に乗り出し、今季盗塁数は昨年の80から113個に増えたが、リーグ優勝した西武とは21個の差があった。盗塁だけではなく、得点を呼び込む走塁面の強化に取り組む考えだ。

 「リーグ優勝をして日本一になれるように」と工藤監督。個々の能力を引き上げチーム力の底上げを図る。 (川島 毅洋)

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2019年10月25日のニュース