阪神・ジョンソン猛虎愛「今までの野球人生の中で一番楽しかった1年」去就は未定も…

[ 2019年10月15日 05:30 ]

帰国前に都内で報道陣の取材に応じたジョンソン(撮影・大森 寛明)
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 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)での敗退から一夜明けた14日、阪神ナインはそれぞれ帰途に就いた。来日1年目で絶対的なセットアッパーとして貢献したピアース・ジョンソン投手(28)は去就未定とともに「猛虎愛」を強調し、米国へ帰国した。

 言葉の節々から猛虎愛があふれ出ていた。帰国の途に就く前に東京都内の宿舎で報道陣に対応したジョンソンは「来年のことは具体的に何も決まっていないので何も言えない」と明言を避けた後、満足げな表情で来日1年目を振り返った。

 「今までの野球人生の中で一番楽しかった1年と言える。監督をはじめ、コーチ陣も素晴らしい方ばかり。チームメートに関しては良くない選手なんて1人もいない。本当に感謝しています」

 セットアッパーとして58試合で2勝3敗40ホールド、防御率1・38。夫人の出産に立ち会うため帰国した影響でCS登板はかなわなかったが、Aクラス入りに大きく貢献した。

 言葉にした「猛虎愛」が偽らざる本音であることは後のコメントから伝わった。「フロントの方々にすごくいい扱いをしていただいた」。疲労蓄積を訴えて6月7日に登録を外れ、復調に合わせて同29日に復帰。以降は最長3連投が2度しかなく、体調維持の配慮にも助けられて圧倒的な成績を残せた。

 熱狂的な虎党に対しても「アメリカのプレーオフみたいな応援がずっと続いていた。あの中で野球が出来るのは幸せ」と感謝。印象深い試合を問われても首を横に振った。「チームメートと毎日楽しい時間を過ごせたことが一番の思い出さ」。最後は「日本シリーズに行って勝つのが目標だった。もっと試合がしたかった」とまで言った。

 球団は総力を挙げて慰留に努める方針を固めている。もちろんファンも、ジョンソンが打者を圧倒する姿をまだまだ見たい。「そう思っていただけるのは、うれしいし光栄。感謝してもし尽くせない」。絶対に欠かすことのできない右腕が来年も甲子園のマウンドに立つのか。動向に注目は集まり続ける。(巻木 周平)

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