ナショナルズ3連勝で初WS王手!“ミスター・オクトーバー”ストラスバーグ12K快投で導いた

[ 2019年10月15日 15:20 ]

7回1失点と快投したナショナルズのストラスバーグ(AP)
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 ナショナルズ―カージナルスのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦は14日(日本時間15日)、ナショナルズパークで行われ、ナ軍のスティーブン・ストラスバーグ投手(31)が7回1失点、12奪三振の快投で8―1の勝利に導き、球団史上初のワールドシリーズ出場へ王手をかけた。

 7回、連打で無死一、二塁のピンチを迎えても落ち着いていた。「登板も最後の方に近づいてくると、ついつい投げ急いでしまう。そうではなく、これまで通りのアプローチで行こうと心がけた」。7番・エンドマンをチェンジアップで空振り三振。次打者の詰まった左前打に失策が重なり初失点となったが、代打・ウィータース、1番・ファウラーもチェンジアップで連続空振り三振。降板時、4万3600人、満員のスタンドから、スタンディングオベーションを送られた。

 ストラスバーグは最速96・8マイル(約155・8キロ)のまっすぐと、80マイル台後半のチェンジアップを軸に攻め、要所でカーブも挟んで12奪三振。特にチェンジアップで12個の空振りを奪い、8個の三振を奪った。「大事なのはまっすぐ。まっすぐがうまく投げられれば、チェンジアップは握りを変えているだけ。真っ直ぐと同じように投げている」という。

 ストラスバーグはもともとポストシーズンで好結果を残してきたが、これで通算7試合登板(6試合先発)、41イニングで、防御率1・10。6回以上先発した投手ではサンディ・コーファックス(元ドジャース)の0・95、クリスティ・マシューソン(元ジャイアンツなど)の1・06に次ぐ3番目の数字。10月に限れば、チームメイトで、3度のサイヤング賞に輝くシャーザーをも凌ぐ戦績で、「ミスター・オクトーバー」の存在はチームにとって頼もしい限りだ。

 打線も3回2死二塁のチャンスに2番・イートンが、中前適時打で先制。3番・レンドンの詰まった左翼線へのライナーは、左翼手・オズナがスライディングキャッチを試みたが、落球(記録は二塁打)。4番・ソトが四球で歩き、5番・ケンドリックに右中間への適時二塁打が飛び出し、一挙4点のビッグイニングとなった。カー軍のエース右腕フラーティを4回でKO。その後も効果的に加点し11安打で8点を奪った。

 ナ軍は3連勝で初ワールドシリーズ進出に王手。大リーグのポストシーズンで3連勝からひっくり返されたのは04年のヤンキースだけだ。ストラスバーグはワールドシリーズ進出を意識するかと聞かれると「メディアの人はそれでいいけど、我々選手は1試合1試合、みんなで一緒になって戦うことに集中する。それだけ」と話した。(奥田 秀樹通信員)

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