巨人、自力でマジック5に減らした!菅野4回降板もゲレーロが劇的な逆転2ラン 阪神は14年連続のV逸

[ 2019年9月15日 17:23 ]

セ・リーグ   巨人6―5阪神 ( 2019年9月15日    東京D )

<巨・神>劇的な逆転勝ちでマジックを5とし、ゲレーロ(左)と笑顔で抱き合う原監督(撮影・北條 貴史)
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 巨人が8回に飛び出した劇的なゲレーロの逆転20号2ランで阪神に6―5と勝利。連敗を阻止し、5年ぶり優勝へのマジックを1つ減らしてまずは「5」とした。午後6時試合開始となる2位・DeNAの結果しだいで「4」となる。また、3位以内が確定し、両リーグ一番乗りで、2年連続12度目となるクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。

 巨人は腰痛で戦列を離れていたエース菅野が復帰登板も4回6安打4失点で降板。6回には阿部が右手指付近に死球を受けて交代するなど嫌なムードが続いたが、7回に代打・石川が左翼スタンド後方の看板を直撃する特大4号ソロを放って4―5と1点差に迫ると、8回には吉川大が送りバントに失敗した直後の2死一塁でゲレーロが左中間スタンドへ起死回生の20号2ラン。9回は守護神・デラロサが1点差を守り切った。

 阪神は1―3で迎えた4回、2死満塁で今季限りでの退団を表明しているベテラン鳥谷が代打に登場。見事に右前へ2点適時打を放って同点とすると、さらにルーキーの木浪が中前適時打を放って4―3と逆転に成功。7回には糸原の中前適時打でリードを2点に広げたが、5番手・ジョンソンがゲレーロに痛恨の逆転2ランを被弾。大野雄にノーヒットノーランを喫した前日14日中日戦(ナゴヤD)から連敗を喫し、これで14年連続のV逸が決まった。

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