西武 劇的サヨナラ勝ちでマジック9が点灯! 木村が激走で死闘に終止符

[ 2019年9月15日 17:28 ]

パ・リーグ   西武6―5ロッテ ( 2019年9月15日    メットライフD )

<西・ロ>延長11回2死、木村(中央)は加藤の失策の間に一気に生還し大喜び(右は大谷)(撮影・西尾 大助)
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 西武が6―5でロッテを下してリーグ最多となる今季8度目のサヨナラ勝利。延長11回に最後は木村が決めて2戦連続のサヨナラ白星で3連勝を飾り、ソフトバンクが敗れたことから首位に返り咲き、優勝マジックの9が点灯。また、3年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出も決まった。

 5―5と同点の延長11回、2死走者なしの場面で8番・木村が8番手右腕・大谷の投じたシュートを振り抜くと打球は高く上がり、左翼手・加藤が落球。これを見た木村は激走で一気に三塁も周りホームへ生還した。

 この日、打線は2点ビハインドだった8回にも源田の右前2点適時打、森の右越え適時二塁打で一時逆転に成功するなど奮起。森は、これで自身初のシーズン100打点を記録し、既に今季100打点をマークしている中村(119打点)、山川(113打点)とともに球団初となるシーズン“100打点トリオ”を誕生させた。1チームに3人以上がシーズン100打点を達成したのはプロ野球史上、2010年の阪神以来、9年ぶり5度目。

 西武はこれで2戦連続のサヨナラ勝利。リーグ最多となる今季8度目のサヨナラ勝ちとなった。同時間帯で行われた試合で首位・ソフトバンクが日本ハムに敗戦したことにより優勝マジックの9が点灯した。

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