【エルドレッド引退セレモニー挨拶全文1】支えてくれた2人の通訳へ「どれだけ感謝しているか」

[ 2019年9月15日 23:27 ]

セ・リーグ   広島7―8ヤクルト ( 2019年9月15日    マツダ )

<広・ヤ24>花束を受け取り、ファンの歓声にこたえるエルドレッド氏(撮影・坂田 高浩)
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 広島を昨季限りで退団し、今月4日に現役引退と米国駐在スカウト就任が発表されたブラッド・エルドレッド内野手(39)の引退セレモニーがヤクルト戦(マツダ)の試合後に行われた。

 助っ人として球団最長となる7年間在籍し、2014年には本塁打王を獲得。「カントリー」の愛称で選手にもファンにも親しまれたエルドレッドの功績を振り返るVTRでは「広島を愛し、広島に愛された男」と紹介され「ありがとうエルドレッド これからもよろしく」の文字が大型ビジョンに映し出された。ベンチ前には右膝の手術を受けて離脱している田中広もユニホームを着用して整列。前日先発したジョンソンらローテーション投手もセレモニーを見守り、場内一周後にはチームメートの手で6度宙に舞った。

 エルドレッドの挨拶は以下の通り。

 (日本語で)広島に戻って来てうれしいです。西村さん、お願いします。

 (西村通訳が登場)最初に私のために引退セレモニーが開催されると聞いて、まず西村さんのヘルプがないとできないと思いました。西村さんと松長さんは私が日本に降り立った最初の日からいつも一緒でした。初来日した時は言葉も分からず、何をどうしていいのかも全く分かりませんでした。この2人がどれだけ外国人選手にとって重要な存在なのかはあまり知られていないです。この2人は私の通訳でもあり、先生でもあり、コーチでもあり、あらゆる役割を果たしてくれました。今、私はこの2人を素晴らしい友人と呼べることが本当にうれしいです。どれだけ感謝しているか、分かっているかどうか分かりませんが、ありがとう。

 引退セレモニーの開催の招待を受けた時、最初に私の脳裏によぎったのは同じように引退セレモニーをされた数々の名プレーヤーたちのことでした。いつも引退していく選手の引退セレモニーを見ていて、グラウンドの中心に立ち、皆さんに感謝を述べ、野球人生を終わることができるなんて夢のような話だと思っていました。私が同じような名誉あるセレモニーができるなんて想像もしていませんでした。私は今ここで私と私の家族をこの場所に連れて来てくれた、私の夢でもあった引退セレモニーで皆さんに感謝の気持ちを伝える場所を与えてくださったカープ球団、松田オーナーに感謝します。
 

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