元広島エルドレッド氏 引退セレモニー前にフリー打撃で柵越え「打たない限りゲージを出ないぞ…とね」 

[ 2019年9月15日 16:23 ]

<広・ヤ>ティー打撃を行うエルドレッド氏(撮影・坂田 高浩)
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 元広島で今季限りでの現役引退を発表したブラッド・エルドレッド氏(39)は、引退セレモニーが行われる15日ヤクルト戦の前に、フリー打撃を披露した。

 エルドレッド氏がグラウンドに姿を見せると、「エルちゃん!」などと大歓声。ナインも打撃ゲージ前に集合。大瀬良らは球拾いに向かうなど、スタッフも見守る中でのフリー打撃が始まった。
 柵越えも披露。快音続く打撃練習に、自然発生的に観衆から現役時代の応援歌と手拍子が起こる場面もあった。

 「楽しかったです。2、3カ月はバットにも触っていなかった。1本だけは必ず(柵越えを)打とうと思っていた。1本打たない限りはゲージを出ないぞ…とね。みなさんの前で打てて良かった」

 来季からは広島の駐米スカウトとして契約した。球団助っ人では最長となる7年間在籍。「いいタレントの選手を日本に送るだけではなくて、長く一緒にやりたいと思ってくれる選手を探したい。1年間だけのいい選手を連れてきても、チームのためにはならないからね」と改めて意気込んだ。

 15日のヤクルト戦の試合終了後には、過去のVTRを放映し、挨拶や記念撮影などを予定している。

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2019年9月15日のニュース