大谷、左膝の手術成功 順調なら10週間で投球練習再開

[ 2019年9月15日 05:30 ]

エンゼルス・大谷翔平選手
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 エンゼルスの大谷が13日(日本時間14日)、ロサンゼルスの病院で左膝の分裂膝蓋(しつがい)骨の手術を受け、無事に成功。ブラッド・オースマス監督は「20年に備えて今のタイミングで手術することは良い」と語った。

 手術の方法や時間は公表されなかったが、全治8~12週間でメジャー2年目のシーズンが終了。今後は投手のリハビリに焦点を当て、順調なら術後10週間ほどでブルペンで投球練習を再開する。来年2月のキャンプには間に合う見込みで、投打二刀流復活を目指す。

 大谷は先天的に分裂している膝蓋骨の痛みを2月に訴えたが、「打者で復帰後に膝の痛みを訴えることはなかった」と指揮官。プレーオフ進出の可能性が消滅した直後の11日までプレーを続けた。

 今季は打率・286、18本塁打、62打点、12盗塁。指揮官は「ゆっくりと動きだし、調子が良くなって、落ちて、ローラーコースターのようだった」と話し、大谷と親交の深い遊撃手シモンズは「来季に向け、早く帰ってきてほしい」とエールを送った。 (アナハイム・柳原 直之)

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2019年9月15日のニュース