広島 3連敗でついに貯金1に…“若コイ”遠藤&小園の奮起に期待

[ 2019年8月31日 05:30 ]

セ・リーグ   広島4-6DeNA ( 2019年8月30日    マツダ )

<広・D22>8回2死満塁、神里に2点適時打を打たれた遠藤 (撮影・奥 調)
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 広島は30日のDeNA戦に4―6で敗れ3連敗を喫した。同点の8回に登板した遠藤が押し出し四球を含む4失点(自責3)でプロ初黒星。ルーキー小園も6回に悪送球で一時同点となる適時失策を犯した。貯金は1にまで減り、2位DeNAと3・5ゲーム差に後退した。

 失敗を成長に変えられる若さがある。2点差の惜敗に、緒方監督の頭の中には2人の若コイが浮かんでいたことだろう。

 「接戦を勝つためには、ミスが出てしまうと流れが向こうにいってしまう。経験の浅い人がたくさん出ている。いい経験として、勉強して反省して準備して試合に臨んでほしい」

 同点の8回を任されたのは、高卒2年目の遠藤だった。2死を奪うも、ロペスに左中間への二塁打を許すとソトを申告敬遠。続く代打梶谷への四球で満塁とされ、代打佐野への押し出し四球で勝ち越された。さらに、神里への中前適時打に西川の三塁への悪送球が絡んで一塁走者も生還。7試合ぶりの失点となる4失点(自責3)は、プロ30試合目での初黒星となり「球は走っていたけど、上体が突っ込んでしまった。勝負したいところで勝負しきれなかったのが反省」と表情は暗く沈んだ。

 それでも、簡単には揺らがないような信頼を積み上げてきた。佐々岡投手コーチは「今日の1試合だけではね…」と、今後も勝ちパターンでの起用を示唆した。

 新人にとっても、忘れられない夜がまたひとつ増えた。1点リードの6回2死一、二塁。小園が細川の二遊間へのゴロを好捕したが、一塁に悪送球して一時同点に追いつかれた(記録は内野安打と失策)。紙一重のプレーでも、山田内野守備走塁コーチは「酷なことだけど、そこまでを求めている」と理想は高く、小園自身も「難しいけど練習の中で意識しないといけない」と妥協はない。

 中崎、一岡らの不在は、20歳の遠藤が救ってきた。田中広の離脱は、19歳の小園が補う。2位DeNAとの直接対決の初戦を落として3・5ゲーム差に後退。若コイが雪辱を果たした先に、再びの上昇気流が待っている。(河合 洋介)

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