マー君 7回途中2失点で今季9勝目!「いい投球だった」 チームは連敗阻止で首位独走

[ 2019年8月17日 10:50 ]

ア・リーグ   ヤンキース3―2インディアンス ( 2019年8月16日    ニューヨーク )

<ヤンキース・インディアンス>力投するヤンキース・田中(AP)
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 ヤンキースの田中将大(30)は16日(日本時間17日)、本拠地ニューヨークでのインディアンス戦に先発登板。7回途中2失点の好投で今季9勝目(6敗)を挙げた。

 初回、2番・アレンを内角低めのスライダーで空振り三振に奪うなど、わずか9球で立ち上がりを終えた。直後に味方打線が2点を先制し、このまま流れに乗りたかったが2回に5番・ラミレスの中越えソロで1点を失った。

 3、4回は3者凡退に抑えリズムに乗ると5回は1死二塁と一打同点のピンチで7番・レイエスを空振り三振、8番・ネイキンを左飛に抑えて切り抜けた。

 6回は、打たせて取る投球で3人で切り抜けた。しかし、3―1の7回に1死から4番・プイグに右越えソロを浴びて1点差。続くラミレスに二塁打を浴びた直後に降板となった。

 結局、田中は6回1/3、83球を投げ4安打2失点無四球2奪三振の好投。防御率は4・56となった。

 チームは初回にサンチェスとトーレスの適時打で2点を入れ、5回にはウルシェラの適時打で勝利につなげた。最後は守護神・チャップマンが締めて1点差の接戦を制し連敗を阻止。貯金10となり、首位を独走している。

 田中は前回登板となった11日(同12日)、敵地でのブルージェイズ戦では9回途中3安打無失点で今季8勝目をマーク。日米通算171勝(日本99勝、米国72勝)となり、中日・松坂大輔、巨人・岩隈久志を抜いて現役日本投手単独トップに立った。

 ▼田中将大の話 全体的にいい投球だった。リリーフがしっかりとつないでくれて勝つことができた。次回の登板までいい気分で準備していって入っていける。

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