トヨタ自動車がJABA岡山大会2連覇で日本選手権出場権獲得 池村健太郎が最高殊勲選手賞&最優秀投手賞

[ 2026年4月19日 06:07 ]

JABA岡山大会   準決勝=トヨタ自動車4―0JR東海 決勝=トヨタ自動車13―3JR東日本 ( 2026年4月18日    マスカットスタジアム )

JABA岡山大会で最高殊勲選手賞と最優秀投手賞に選出されたトヨタ自動車・池村(提供写真)
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 トヨタ自動車が決勝でJR東日本に大勝。2大会連続3度目の優勝を決めるとともに、日本選手権に向け22大会連続25度目の出場権を獲得した。準決勝のJR東海戦では池村健太郎投手(24)が1安打完封勝利。今大会は2試合連続完投勝利、防御率0・50の活躍で、最高殊勲選手賞と最優秀投手賞の2冠に輝いた。

 「今年は完投にこだわっていて、目標にしてきました。初回からしっかり自分の球を投げることができて、こういう結果になったのだと思います」

 最速150キロの直球だけではない。カットボール、スライダー、チェンジアップなど多彩な変化球を自在に操れるのが持ち味だ。唯一の安打を許してピンチを招いた2回は、2死一、二塁から相手8番を外角低め直球で見逃し三振。3回以降の7イニングは無安打に封じる圧倒的な内容で、「昨年はやられることが多かったですが、少しは嫌な印象を与えることができたかもしれません」とうなずいた。9奪三振での1安打完封勝利。予選リーグの日本新薬戦を含めると、2試合18回で8安打1失点19奪三振と無双した。

 「冬のオフシーズンからの取り組みが真っすぐの強さにもつながっていると思いますし、長いイニングを投げても出力が落ちなくなってきたかなと」

 早くも大躍進の気配が漂う入社3年目の今季。その背景には“指トレ”があった。「小指、薬指の使い方がすごく下手だったので…」。今オフは専用の器具を使いながらグリップ力を高めただけでなく、より多くの筋肉を使って、全身の負担を軽減させることに重きを置いた。小指、薬指の機能が増したことによる利点を「ボールを小さく感じられるようになった」と表現。この日も125球を投じたが、最後まで球威は落ちなかった。

 山口県出身。左腕の投球を見届けようと、JR東海戦は故郷から両親、兄、6歳の甥っ子が応援に駆けつけた。「甥っ子はカープファンで野球が好き。僕の姿を見て頑張ってくれたらうれしい」。可愛い甥っ子を思い、笑顔を浮かべた。

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