MLB欧州初開催、マスコットが競走で盛り上げ “出走者”も英国特別版

[ 2019年6月30日 08:00 ]

(右から)ネッシー、フレディ・マーキュリー、チャーチル、ヘンリー8世の人形が会場を盛り上げる(撮影・小海途 良幹)
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 【欧州初上陸 MLB in London(中)】第1戦前日のグラウンド脇で、リハーサルに臨むマスコットたちが目を引いた。大リーグではイニング間のイベントとして、ナショナルズの大統領レースなどが有名。今回は英国を代表する?4体のマスコットが競走して試合を盛り上げる。

 ツイッター投票で決まった4マスコットはヘンリー8世、ウィンストン・チャーチル、フレディ・マーキュリー、そしてネス湖の珍獣ネッシー。フレディは映画「ボヘミアン・ラプソディ」効果もあり、投票でシェークスピア、ジョン・レノンら強敵を撃破。ネッシーもアーサー王やロビン・フッドを退けた。

 「一人でも多くのファンに大リーグの魅力を知り、楽しんでもらいたい」とチャーリー・ヒル国際開発部長。場内では「スタンドに入ったボールはお持ち帰りください」とアナウンスする。ヤンキースタジアムのグラウンド整備で有名な「YMCA」を流し、ボストンの8回表終了時に歌われる人気曲「スイート・キャロライン」も準備。大リーグ機構によると、入場券購入者の約7割は英国在住。初体験のファンに、魅力を詰め込み届ける。(大リーグ取材班)

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2019年6月30日のニュース